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片桐勝則の日々つれづれ
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  2016年南牧村12月議会定例会一般質問通告書

 

                   2016年12月 8日

                  6番議員  片桐 勝則

 

1、      学校教育等における保護者の負担軽減策について

 

 日本の教育予算は、GDP比で、先進国でも最低水準です。さらに、日本では、格差社会の拡大によって、子どもの教育費負担は、保護者に重くのしかかってきています。日本における子どもの相対的貧困率は16%超と言われています。これは6人に一人の割合になります。文部科学省は、こうした実態から、国が半分補助して、各自治体に対して就学援助制度を設けています。

文部科学省の資料によると、就学援助の受給率は、平成7年から平成24年度までの比較で、2.6倍に増え、受給者は、76万人から155万人と2倍に増加しています。対象被災児童生徒数を加えると158万人超になります。

 南牧村では、子育て支援として保育料の負担軽減、18歳までの医療費無料化など、また進学支援として高校生、専門学校生、大学生等に貸与型の奨学金制度などを実施しています。

 こうした支援は、利用者には好評を得ていますが、こうした施策にも関わらず、少子化は着実に進行しています。そこで新たな支援について伺います。

 

    生活保護、あるいは準要保護世帯への就学援助制度について、小中学校の新入生に対する「新入学児童生徒学用品費等」の支給を、現在、新学期が始まった後の6月あるいは7月に支給されていますが、これを前倒しして、2月あるいは3月初旬に支給することを検討してはどうでしょうか。伺います。

 

    先日視察した信濃町では、小中一貫校を実施していますが、同時に、学級費の一部、副読本などの教材費を全額町が補助していると伺いました。南牧村でも、こうした教材費や修学旅行費などの学級費及び給食費の負担軽減策を実施すべきではないでしょうか。

 

    高校生の列車通学等の通学費および、下宿生には、宿泊費の負担軽減のための補助を行うべきと考えますが、いかがですか。

 

2、      南牧村学校づくり委員会について 

 
 村長の諮問機関としての学校づくり委員会の議事録は、南牧村のホームページに第6回までのすべての議事録が資料等と共に公開
(12月7日現在)されています。大村村長は、学校づくり委員会に「今後の南牧村立小・中学校の望ましい教育環境の在り方とその実現に向けた方策について意見を求める」と諮問しています。

 

① 教育長に伺います。学校づくり委員会の諮問事項の協議の進捗状況と今後の日程も含めた方向性、および答申の時期について伺います。

 

② 大村村長は、6月議会における一般質問の答弁で、「なるべくもう小中一貫校にしてほしいくらいだ。学校をまず作って、学校を中心として村が一つになって、色々なことを考えていく、そういう方向に持っていきたい」といった趣旨の発言をされています。学校づくり委員会は、望ましい学校環境の在り方について、また、その方策についてハードとソフトの両面で検討を進めていると思います。しかし、大村村長の「小中一貫校にしてほしい」とか「まず学校を作って」というこのような発言は、独立した諮問機関である学校づくり委員会の本来あるべき主体性ある審議に大きく影響する可能性があります。教育長の見解を求めます。

 

3、中部横断自動車道に関わる長野県主催の勉強会について

 

 長野県は、南牧村で12月14日三度目の勉強会を開催するそうですが、去る10月20日に実施した勉強会に参加した複数の村民の方と話す機会がありましたが、参加者の質問や提案に対し長野県は「国はこういう見解です」とか「国に伝えます」という回答に終始したことに対し、「こんな会合は何度やっても同じだ」とか「もう参加したくない」といった意見を聞いています。この勉強会について伺います。

 

    前回の勉強会の際に、勉強会の議事録を準備し、公開すると言っていましたが、長野県は、2階の勉強会の議事録を提示してきましたか。

 

② 大村村長の要請で始まったこの勉強会に2回とも、大村村長は欠席しました。何か特別な理由があったのですか。14日予定の第3回勉強会には参加されますか。

 

4、中部横断自動車道に関する住民アンケートの実施について

 

 9月議会で提案しましたが、中学生以上の南牧村民等への中部横断自動車道に関するアンケートの実施について伺います。

 南牧村は、国交省が、過去平成22年から24年にかけて、2回の住民アンケートやオープンハウス、意見交換会を実施してきたこと、村としても地区懇談会等でこのことについて説明してきたとしています。それでは、どれだけの住民が、この高速道路についてどの程度、理解しているのか、また、どんな質問や疑問があるのか、一度検証する必要があると思います。その一つの方法として、住民アンケートの実施を提案したいと思いますが、いかがですか。

 

5、中部横断自動車道のルート変更を求める新たな要望書について

 

 11月7日付けで、南牧村長および議長あてに、野辺山区長経由で、野辺山のアゼリア班及び喜峰班の皆さんが行った「集落の寸断と通過回避を求める署名」この約150名の署名簿と共に、国交省が示したルート帯案の変更を求める新たな要望書が提出されました。

 この署名活動は、住民が自ら考え判断し、生業や平穏な生活を守ろうという純粋な気持ちから沸き起こった、主体的かつ自主的な行動と思います。この切実な声に大村村長はどのように応えるつもりなのか、伺います。

 

6、中部横断自動車道に関わる大村村長の選挙公約について

 

 昨年11月に行われた南牧村長選挙の際に、中部横断自動車道に関する、大村村長が公約に掲げた事項は、「横断道の活用について、皆様とひざ詰めで対話をし、南牧村中部横断道促進同盟会を設立、年内に決起集会を開催、今後の総合戦略に盛り込みたい」(要旨)ことや「地域の合意形成と理解を第一に、整備計画の格上げを図る」などと述べていました。

 伺いますが、「地域の合意形成と理解を第一に」と述べていますが、中部横断自動車道に関して、今後この公約通りに、地域・住民との合意形成をどのように実践していくつもりですか。

 

7、中部横断自動車道の山梨、静岡両県内の開通の遅れについて

 

 当初、山梨、静岡両県の開通予定は、平成29年度内とされていましたが、国交省の11月22日発表によると、新清水JCT~南部ICと下部温泉早川IC~六郷ICまでは、平成30年度に、南部IC~下部温泉早川ICまでは、平成31年度開通の見通しとしています。この開通見通しの遅れの理由と、長坂~八千穂間の建設計画への影響につい伺います。

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