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片桐勝則の日々つれづれ
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NO,219                                       2017年 9月30日

 今こそ手を取り合ってひとつに                  発行 のべやま動物診療所   

http://katagiri.konjiki.jp/         すばる            TELFAX 98-4220

 霜が観測されるなど朝晩寒くなってきた野辺山高原です。気候が良いのか牛の病気も少なく、議会や運動会など各種行事にも余裕を持って参加することができました。庭のノギクの花も咲き始め、木々の紅葉も始まり、冬支度をしなければと思っていた矢先、急な衆議院解散総選挙となり、一気にあわただしくなりました。

《衆議院選挙でアベ政治に終止符を!》

衆議院解散の翌日、29日には、野辺山駅前で、日本共産党の前衆議院議員の北陸信越ブロック比例代表選挙予定候補の藤野やすふみさんと長野3区予定候補の小金沢ゆかさんの街頭演説があり、いよいよ選挙のスタートだと士気高く認識を新たにしました。憲法9条を守り、安保法制・共謀罪廃止のため、そして何よりも、安倍一強の暴走政治をストップさせるために、市民と野党の共闘を目指す日本共産党に是非、みなさんのお力をお貸しいただきたいと思います。

 衆議院選挙の告示は、10月10日、投票は10月22日です。

 投票は、最初に小選挙区選挙で、候補者名を書きます。次に、比例代表選挙で、政党名を書きます。3番目は、最高裁判所の裁判官の国民審査で、やめさせたい裁判官に×を付けます。つまり、3回投票することになります。

 大学生など投票期間中に帰省できない方は、不在者投票ができます。南牧村の選挙管理委員会に問い合わせ、今住んでいる住所に投票用紙を送ってもらい、開封せずに、お住まいの最寄りの役場に行き、選挙管理委員会の立会いの下、投票します。その投票用紙は、その選挙管理委員会が、南牧村の選挙管理委員会に郵送してくれます。この手続きに4~5日かかるので、告示されたら速やかに村の選挙管理委員会に問い合わせて手続きをしましょう。

《希望の党に私たちの希望を託せるのか?》

 安保法制(戦争法)も憲法改正も是とする小池新党は、見方によっては、安倍政権より極右的であり、『悪魔を退治するのに悪魔を使う』とある村民の方が例えていました。仮に悪魔を退治できても、残るのは悪魔です。  

29日付け信濃毎日新聞のコラム「斜面」では『「希望行き」の列車の旅を進められても日程や経路が示されなければ安易に乗り込めない。何よりどこに連れて行かれるか分からない。(中略)「安倍一強」批判票を結集するといわれても乗り込めない有権者は多いはず。保守勢力ばかりが肥大化し多源性を失う。政治は、そんな終着駅に向かうのか。』と戦前の翼賛政治を暗に揶揄しています。

 北朝鮮の核実験やミサイル発射など決して許されるものではありません。しかし、この問題を経済制裁では生ぬるいと、軍事的に解決しようとすることは、偶発的な戦争勃発もあり得ることを考慮すべきで、絶対に避けなければならなりません。世界に誇れる日本国憲法、この前文に掲げた理想をもって、粘り強い話し合いを外交に生かすことが、唯一の被爆国日本に、今求められています。この問題の解決、トランプとタックを組む安倍自公政権には期待できません。

《中部横断自動車道建設計画に新たな展開》

 去る、9月21日、国交省関東地方整備局長野国道事務所(事務所所在地は長野市)は、南佐久郡の6町村の建設課長等を招集し、「中部横断自動車道(長坂~八千穂)の計画調整会議」を発足しました。この会議の目的は、環境影響調査を具体的にどのように進めるのかを示す環境影響評価方法書(以下、方法書)の作成に当たり、ルート帯案の3キロ巾から1キロ巾への絞り込みにあります。

国交省は、平成25年2月に平沢公民館で行った関東地方小委員会ワーキンググループ主催の住民説明会(ルートに関しては全く触れず)を最後に、その後の建設計画に係る対応方針案の内定(平成26年7月)、環境アセスの検討書(配慮書)の公表(平成26年12月)、そして、平成27年4月の対応方針決定を経て、今日に至るまで、一度も地元住民への説明会を開催していません。

昨年に入って、長野県が国交省の肩代わり(?)となって、住民との勉強会、みらい会議や意見交換会を行い、住民とは十分なコミュニケーションをとってきましたよと言わんばかりに、既成事実を積み上げてきました。しかし、その話し合いでの長野県の応答は、「住民のみなさんのご意見は国に伝えます」「国はきちんと手順を踏んできているのでルート帯案の変更はできないと思います」などといった発言に終始しました。きちんと対応して来なかったから、今問題になっているので、このまま1キロ巾のルート案を勝手にひかせるわけにはいきません。国交省の主催により、地元の疑問や意見にまともに答えられる住民説明会の開催を今、環境アセスの方法書の作成前に行うことを強く求めます。

《中部横断自動車道の計画進行は、まさに安倍政権の象徴的な手法》

 この道路計画の政府の強引な住民軽視の手法は、歴代自民党政権が行ってきたもので、この時代になっても継承しているという実態が見え、特に安倍政権になってから顕著になっていることを感じます。「大名行列が通るから人払いする」をなぞったといわれる、小林一茶の「雀の子 そこのけ そこのけ 御馬が通る」の句ではないが、天下の高速道路が通るから住民は黙って従えなどというのは、時代錯誤も甚だしい安倍政権下の官僚の発想です。

 今度の選挙で安倍政権を退場させ、住民と丁寧に向きあう民主的な政権を誕生させましょう!

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