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片桐勝則の日々つれづれ
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NO,197                                       2015年10月28日

 今こそ手を取り合ってひとつに                  発行 のべやま動物診療所   

http://katagiri.konjiki.jp/         すばる            TELFAX 98-4220

 野辺山高原、この秋は、強い霜がなく例年にない素晴らしい紅葉が観られました。その紅葉も終わり木々は老廃物を落葉に託し、冬支度に入りました。比較的暖かだったこの秋ですが、気候も例年に戻りつつあります。体調には万全を期して冬に備えたいものです。

《南牧村の村長選は11月15日投票》

 昨日行われた選挙の事前説明会には、村長選挙立候補予定者2名、村議補欠選挙立候補予定者4名が参加したと新聞で報道されています。選挙の告示日は11月10日、投票は15日と迫りました。

 村長選挙は、現職の菊池幸彦村長が、3期目を目指します。就任以来2期8年間、「住民こそ主人公!対話ですすめるあったか村政」をモットーに、一生懸命、私利私欲無く清潔で公正な村政を進めてきました。近隣町村長からも、信頼を得ていて、「是非続けて頑張ってほしい」という声をお聞きしています。

《共産党籍があるのにどうして無所属なの?》

 「共産党籍を持つのにどうして無所属なの」という声が選挙のたびに聞かれます。日本共産党は結党以来92年間、一貫して戦争に反対してきた唯一の政党です。主権在民・戦争反対・男女平等を主張し、戦後は、平和憲法を政治に生かすことを掲げ、今回の強行採決による戦争法案の成立後も、この法律を撤廃するために、安倍政権を退陣させ「国民連合政府」実現のため、他の野党とも選挙協力を惜しまないとする画期的な提案をしています。

 戦中生まれの菊池幸彦さんは、一貫して戦争反対を貫いた共産党に感銘し入党したと聞いています。個人の思想信条の自由は憲法で保障されています。菊池さんの政治姿勢の基本は平和であり、戦争反対です。この基本姿勢を持ちつつ、村長として村民の代表として村政を進めるために無所属として立候補するというのはごく当たり前のことです。

 村長選挙に対抗馬があると報じられていますが、その方は、「保守系無所属」だと言っています。今、保守系、革新系という言い方はあまりしませんが、強いて保守系といえば自民党、公明党、中道といえば民主党、維新の党など、革新系といえば社民党、共産党と言うことになるのでしょうか。たとえ話で恐縮ですが、その方が仮に自民党籍を持つとして、その方は、自民党公認としてではなく無所属で立候補するのはどうしてでしょうか?

 マスコミをにぎわしている大阪府知事選挙や大阪市長選挙も近づいていますが、自民党の議員を務めていた方が「橋下氏の大阪都構想反対」「維新政治の退場」を掲げ無所属で立候補する予定(保守系無所属とは言わない)ですが、共産党は無所属のこの予定候補を自主的に応援することにしています。住民利益のために協力する。これが沖縄でも、大阪でも始まっています。要は、所属の政党籍がどうであれ、住民の代表として選ばれれば、首長として一党一派のためではなく住民のために行政を運営する、これが、無所属での立候補という意味です。

《3期は長すぎる?》

 「3期は長すぎる」という言いかたをされる方もいます。南牧村のこれからの4年間は、南牧村にとって本当に重要な期間となります。地方創生・少子高齢化対策としての南牧村総合戦略の計画樹立とその実施。中部横断自動車道の環境影響調査とその後の路線決定。そして、貧困の格差拡大・TPP・消費税増税など、村民の生活や産業に大きな影響が予想されます。こうした事態に対処する村行政をリードすべき村長は、豊かな経験と、政策、村民の声を聴く政治姿勢など、清潔で公正な確かな器量が求められます。

菊池幸彦さんには、それが備わっていると思います。3期は長すぎるなどという批判は的外れです。是非、引き続き村政を担ってほしいと思います。

《清潔・公正・明るい村政の流れを後戻りさせないために》

 みなさんもまだ記憶に新しいのではないでしょうか。12年前私が村議として初当選したその秋から前村長の2期目が始まりました。川上村との合併問題、小学校の統廃合問題など大きな問題が起きました。小学校統合問題では、住民の統合計画見直しを求める請願署名簿を前村長は、職員を使い署名者一人ひとりを住民基本台帳に照らし合わせるといった前代未聞の住民監視を実施しました。住民の声を封じ、独断専行ともいえるワンマン村政が、推し進められたのです。

 その4年後、菊池幸彦村長の誕生により、誰でもものが言える本当に明るい村に変わりました。それからは、良い点、悪い点も含めいろんな意見や要望が村に寄せられるようになりました。こうした意見を踏まえ、不十分な点もあったかもしれませんが、基本的には誠意をもって村長も職員と共に対応してきたのではないでしょうか。

 この流れをさらに進め、誰もが声を上げその声を村政に反映させる手法を充実するためにも、菊池幸彦村長の続投に期待したいと思います。

 もし、この流れが押し戻され、再びもの言えぬ村政に後戻りするようなことになれば大変です。決して後戻りを許すわけにはいきません。

《新たな公約を掲げて》

 菊池幸彦さんは、さらなる福祉・医療の充実と子育て支援、企業誘致など希望と活力ある安心安全な村づくりを公約に掲げ、再挑戦します。こうした施策は、今検討されている南牧村総合戦略計画(平成27年度から平成31年度までの5ヵ年間)に具体的に盛り込まれ、10月中にまとめられ国に提出する運びになっています。

 この計画を着実に実施できるのは、現職の菊池幸彦さん以外にはないと思います。この計画は5年後に最終評価されますが、毎年度その進捗状況がチェックされ、国からの補助金支給の額が決まることになります。

 今、村では、商工関係者と手を取り合い星空・鉄道・登山などを生かした元気な村づくりが始まっています。今後もしっかり実践する村長を村民は望んでいると確信しています。

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