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片桐勝則の日々つれづれ
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  2015年南牧村6月議会定例会一般質問通告書

 

                  2015年 9月 9日

                  6番議員   片桐勝則

1、南牧村学校づくり委員会条例の制定について

 今議会に新たな条例として「南牧村学校づくり委員会条例」の制定が議案として上程されています。この条例案を見ますと、委員会は、村長の諮問に応じて、南牧村立小中学校の望ましい教育環境のあり方とその実現に向けた方策について検討及び審議し、答申を取りまとめる機関ということになると思います。伺います。

➀ 南牧村にある村長の諮問機関としては、南牧村むらづくり審議会・南牧村国保運営協議会がありますが、このほかに村長の諮問機関はありますか。

② 新たな諮問機関として「南牧村学校づくり委員会」を作ることに到った背景及び条例案提出までの経緯と条例制定の必要性について伺います。

③ 条例案の中に村長は「望ましい教育環境の在り方」について諮問するとありますが、「教育環境」と言ってもその内容は多岐にわたると思いますが、「教育環境」という条例上の言葉の定義について伺います。

④ 国は、「教育行政の組織及び運営に関する法律」を改定し、今年の4月1日より施行され、南牧村でも新たに総合教育会議が設置されました。現在南牧村の学校教育にかかわる機関は、学校(含む学校評議員)・教育委員会と新しく総合教育会議がありますが、ここで新たに作る村長の諮問機関「学校づくり委員会」とこれら既存の機関とのかかわり、役割分担等について伺います。

⑤ 条例案の第8条に、「委員会の運営について必要な事項は、規則で定める。」とありますが、この規則の具体的内容について伺います。(すでに規則が出来上がっているのであれば、事前に配布願います。)

 

2、先月8月1日に発生したひょう害対策について

8月1日夕方発生したひょう害は、南牧村の高原野菜にかつてない甚大な被害をもたらしました。試算による被害総額は、約9億2千万円とお聞きしました。8月11日に開催した臨時議会で、村は被災した農家に対し、災害等救助基金を取り崩し5千万円の補助金による支援策を上程し、議会は全会一致でこの補正予算案を可決しました。

9月に入り、ひょう害に追い打ちをかけるように盆明けからの連日の降雨による日照不足、病気の発生等で出荷量が伸びず、マスコミでは、連日野菜の小売価格の暴騰を伝えています。伺います。

➀ 8月1日の降雹による被害状況と、その後の被災した圃場の様子及び出荷状況等について、村が掌握している情報内容について伺います。

②予算計上した補助金5千万円の具体的交付方法について伺います。(補助金要綱ができているのであれば事前に配布願います。)

 

3、中部横断自動車道に関わる村民への情報提供及び村民との協議等について

 6月議会定例会に引き続き中部横断自動車道について質問します。中部横断自動車道は、静岡県静岡市から長野県小諸市に到る延長132キロの高速自動車道で、八千穂から長坂の未着工区間34キロを残し、平成29年度中には開通する予定です。八千穂~長坂間の34kmの内、南牧村にかかわる海尻~平沢間は、直線距離で約20キロとされています。伺います。

➀ 6月議会以降現在までに、国交省あるいは出先機関等との交渉・話し合いなど行われたのか、その内容について伺います。

② 6月議会以降現在までに、村は、村民に対してはどのような説明等をしてきましたか。

③ 村内のルート延長は少なくとも20キロメートルで、その内トンネルや橋梁、切土など以外は、特に野辺山・板橋・市場地区では、盛土による道路建設となると考えられます。仮に盛土による道路延長を10キロメートルとします。この盛土の高さが5メートル、実際に車が走行するための路肩幅が、10,5~11メートル、法面の傾斜を30度ぐらいとして、盛土の端から端までの巾を約30メートルと仮定します。そうすると、30メートル×10キロメートル(1万メートル)で、約30万平方メートルの土地が必要になります。つまり30ヘクタール(30町歩)の土地が道路敷きとして必要になると考えます。この仮の試算についての村の見解と、村としてこのような試算をしているのか伺います。

④ 私は、野辺山に家を建てるために、農業委員会及び県知事の許可を得るのに約2年の歳月がかかりました。高速道路の敷地に比べれば、わずか500平方メートル(150坪)の土地の話です。農業振興地域の解除と農地から宅地への地目変更の許可に要するのに3年は要したと思います。こうした厳しい許認可の下、村はわずかな面積の土地であっても、優良農地を守り、現在の野菜生産や酪農畜産業の振興に努めてきたと思います。

  「爪で拾って箕でこぼす」という諺がありますが、たとえ村民の悲願の国策としての高速道路建設といえども、先人がコツコツと耕し築き守ってきた優良農地や宅地を道路敷きとして提供することは極力避けるべきと考えます。農業を基幹産業と位置付け、農地を守る、村民の生活基盤を守るという村の基本姿勢を貫き通す考えがあるのか伺います。

⑤ 国土交通省が示した長坂~野辺山間の1キロ巾、野辺山~海尻間の3キロ巾のルート帯案にこだわらず、個人地や優良農地を犠牲にしない、主に、すでに開発されている公共の土地を通過する具体的な新しい路線案を住民合意の上で、南牧村として国交省に提案すべきと考えますが、いかがですか。

⑥ 南牧村に仮称「南牧村中部横断自動車道対策室」のような部署を設置すべきと考えますがいかがですか。

 

4、中部横断自動車道に関わる環境影響評価(環境アセスメント)について

中部横断自動車道の建設の事業者となる関東地方整備局は、その建設に先立ち、環境影響評価法に基づき、国交省の指導のもと環境影響評価(環境アセスメント)を行わなければなりません。伺います。

➀ 一般的に環境影響評価(環境アセスメント)とは、どのようなものなのか伺います。

② 中部横断自動車道に関わる環境アセスメントの手続きとして、まず、事業者である国土交通省関東地方整備局は、「中部横断自動車道(長坂~八千穂)の環境影響に関する検討書(=配慮書)」を昨年12月に作成し、12月26日に、国土交通大臣に送付しました。国土交通大臣は、これを環境大臣に提出し、環境大臣は、3月5日、この検討書(=配慮書)に対する意見を国土交通大臣に提出しています。

そして、国土交通大臣は、3月26日、事業者である関東地方整備局に意見書を送付しています。現在、関東地方整備局は、環境アセスメントの次の段階である環境影響評価方法書の作成に取り掛かっているものと思われます。

伺いますが、関東地方整備局が検討書(=配慮書)を作成するに当たり、南牧村は、関東地方整備局から意見を求められましたか。

③ 環境影響評価法では、環境影響評価の方法書、及び準備書が作成された時点で住民の意見を聞くことが義務付けられています。その後、評価書が作られ、次いで最後に報告書が公表されて環境アセスメントが終了します。

 伺います。環境影響評価の最初の入り口である検討書(=配慮書)の作成の段階で村や住民の意見を聞くことは、法律上「努力義務」になっています。事業者である関東地方整備局が、たとえ努力義務であると法律で謳っていても、関係機関及び住民に意見を聞かなかったという事であれば、私達に対する誠意にかけた態度と思われますが、いかがですか。今からでも、検討書(=配慮書)にかかわる意見聴取の場を関東地方整備局に要求すべきではないでしょうか。

                                                                                                                       

5、単身者向けの村営住宅の建設及び既存の村営住宅の老朽化対策について

 若者定住策の一つとして単身者向けの村営住宅の建設について、また既存の老朽化した村営住宅の改善・改築等の具体的対策について伺います。

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