片桐勝則の日々つれづれ
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NO,118 2009年3月28日
今こそ手を取り合ってひとつに 発行 のべやま動物診療所
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カタクリのつぼみが、顔を出しました。お彼岸もすぎ、春はもうそこまで来ています。春は別れと出会いの時期でもあります。卒業式の後は入学式、職場などでは、新入職員が緊張して辞令を受け取るのでしょう。開業11年目、毎年診療収入が減ってきていますが、新年度も、昨年に引き続き、1000円の初診料を500円とします。厳しい情勢下ですが、酪農畜産の皆さんにも是非頑張っていただきたいと思います。
《妊娠末期の第4胃変位整復手術における大網内子宮の脱出法について》
これは私が、15年ほど前に東信地区の発表会と中部獣医師大会において発表した「末期妊娠子宮と大網膜との位置関係について」の内容を千葉県の女性獣医師が、より研究を進め発展させて過日の「家畜診療等技術全国研究集会」において発表し見事、農林水産大臣賞(最優秀賞)を受賞しました。第4胃変位の整復手術(立位左ケン部切開)の際、大網内に妊娠子宮が位置すると左方に変位した第4胃を右方に整復することが極めて困難ですが、妊娠子宮を大網外に出すことによって、第4胃の整復が容易となります。第4胃整復手術の際、ほんの小さな気付きから始まった研究でしたが、15年の歳月を経て、やっと日の目を見ることになり感慨無量です。
この発表の受賞は、私事のように嬉しく思います。若い獣医師が、例数を重ね病気の治療や原因の解明に頑張っている姿にエールを送りたいです。
《超音波画像診断器=エコーって面白そう》
研究発表会は、2月25日、東京のヤクルトホールで行われ、全国の臨床獣医師により計22題の貴重な発表がありました。いずれも即実践可能な内容で聞いていて楽しかったです。
印象に残ったのは、超音波画像診断による妊娠胎児の性別診断でした。妊娠60~70日で、胎児の臍帯の後方にある生殖結節の影の位置で雌雄を見極めるというもので、妊娠80日をすぎるとこの識別が困難になるとのことでした。現在、直腸検査では、妊娠40日から診断しますが、エコー診断は25~30日で診断可能とのことですが、意外に診断時に胎児が死んでいるケースが多いとのことで、農場によって1~9%の率で胎児の死亡が確認されたとのことでした。直腸検査での妊娠診断(胎膜のスリップ確認)後、まもなく発情が確認されることがありますが、それは、早期流産が意外に多いことを物語っています。繋留流産と言って妊娠はしているが、胎児が死亡し発育せず、子宮内にとどまっているケースが意外に多いということかと思います。
エコーは、約170万円と高額で、診療車を購入したばかりで、すぐには無理かなと思っていますが、もう少し研究して利用価値が増し、採算が合うようでしたら購入してみたいと考えています。
そのほかには、コクシジウム症の初期治療に、副腎皮質ホルモンが有効と聞き驚きました。その後、血便を伴ったコクシジウム症の牛に実践したところ即効性がありました。ただ、偽膜性腸炎まで進行したものは無効とのことでした。久しぶりに、臨床獣医療の面白さを再認識した研究発表会への参加でした。
《群馬県と小県郡長和町では福祉医療費支給範囲を拡大》
南牧村ではすでに、16歳になる前日まで医療費の全額補助(入院時の食事代もすべて補助する)を実施しています。長野県では、就学前まで支援というふうに、各都道府県によって支給範囲が異なります。
隣の群馬県では、県として子育て支援の範囲を拡大し、中学校卒業まで医療費の全額補助を実施することになりました。
また、小県郡の長和町では、県下初の18歳までの医療費を町で補助すると報道されました。一方長野県は、新年度10月から福祉医療費の受給者負担金を1レセプト当たり、200円値上げし、500円とすることになります。また、県営病院を3年後に独立法人化することも決まりました。それらを決める議会での討論を県庁の議会本会議上で傍聴してきました。村井知事は、県議の反対討論の最中、隣の副知事と話したり、笑いを浮かべたりと、真剣みが余り感じられませんでした。西松建設からの献金疑惑の取調べ中に自殺した側近は、あの世でこの議会での知事の態度をどう見ているでしょうか。疑惑解明のために説明責任があるはずなのに、知事はどこ吹く風と知らん振りです。県議会も特別委員会を作ってまで領収書問題を追及した田中前知事への対応とは、180度対応が違っています。こんな知事で弱者のための施策ができるのか不安です。
《南牧村議会、新年度予算案など村長提案のすべての議案を全会一致で可決》
新年度一般会計は、昨年比4.7%減の30億6千万円となっています。税収が大幅に減少することが予想される中、昨年に引き続き福祉、医療、教育分野、および農林業への施策を維持する予算となりました。さらに、児童クラブの開設時間の延長や、鹿の侵入を防ぐための防除柵の延長25キロの敷設などもあります。公共事業の前倒しで、中央公民館の隣の、北小への道路拡張に1億2千万円の予算をつけるなどしていますが、普通建設事業費は、昨年比13.5%減の6億5千万円にとどめています。
一方、介護保険料は3年に一回の改定時期となり、また国民健康保険料は昨年に引き続き値上げがされることになりました。
介護保険料の値上げは、政府の方針により、現場の介護報酬の3%引き上げにともなうもので、65歳以上の方は、現在、平均月額4200円が、4250円に値上げされます。
国保料は、国保特別会計に不足分として一般会計から約3千万円繰り入れていますが、これを保険料として徴収するということで、新年度は、各階層平均約2割の値上げが予想されます。詳細は、所得税が確定する5月末ごろ、決められることになります。
保険料が値上げされる分、自己負担分の軽減など、新たな施策の必要性を感じます。
《狂犬病の予防の集合接種が始まります》
南牧村は4月22日です。小中学校の入学式は4月6日です。
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2009年3月議会定例会、
3月17日に行われる一般質問の要旨は以下のとおりです。
はじめに
麻生内閣の主要閣僚の醜態が、マスメディアを通して全世界に配信されました。本人は閣僚を辞任したものの、国民はもとより世界各国から日本の政治家の質が問われています。また、民主党党首の第一公設秘書が、政治資金規正法違反容疑で逮捕されました。国民一人250円の政党助成金=総額300億円を毎年、各政党山分けしながら、さらに企業・団体からもしっかり献金をもらう、旧態依然の主体性を欠いた政党に対し「醜態議員や疑惑秘書に支払った報酬を、政党助成金を、税金をかえせ!」と国民の怒りの声が聞こえてきます。
日本共産党は、企業団体献金を受け取らない、政党助成金は「思想、信条の自由」を謳った憲法に違反するとして受け取りを拒否している唯一の政党です。
さて、百年に一度といわれるアメリカ発金融危機の中、南牧村の新年度の予算が議会に提示され、村長の施政方針の中で、丁寧にその詳細が紹介されました。今年は、昨年よりさらに厳しい情勢下で、村民生活が営まれるわけですが、村が村民の生活をどのように応援し、一人でも路頭に迷わすことのないように、自ら命を絶つようなことが決してないように、全力で取り組まなければならないと考えます。
私は、新年度予算案および、施政方針の内容等について四点、質問いたします。
1、南牧村美しいむらづくり条例について
この条例は、開発基本条例に替わって平成19年4月より施行されたものです。この条例に関しては、昨年6月議会でその問題点と改正を求めて質問しましたが、今回改めて、質問いたします。
前回の質問では、立木伐採、井戸の掘削、近隣住民の同意書等について、その改善を求めました。今回、「土砂の持ち出しの総量規制等」を加えるべきと考えます。それは、野辺山の三沢地区に大規模に土砂が持ち出され、危険な状態となっている箇所があります。条例では、切土や盛土の法面規制があり、これに照らしても条例違反に該当すると思いますが、早急な改善指導が必要と考えます。同時に、「土砂の持ち出しの総量規制等」を設ける必要があります。伺いますが、前回提案した立木の伐採、井戸の掘削、近隣住民の同意書の作成等、に「土砂持ち出しの総量規制等」を追加し、その条例改正のための具体的検討の予定があるか否かについて伺います。
2、福祉医療費の支給の際の受給者負担金の値上げについて
村では福祉医療費給付条例によって、16歳未満の児童、障害者、母子・父子家庭、妊婦など一定の基準を設け、その範囲内で福祉医療費として給付することになっています。この対象者が、医療機関や薬局等で支払った費用は、後で還付されますが、その際、一件当たり300円が差し引かれて支給されますが、この300円のことを受給者負担金というそうです。
長野県は、新年度予算案の中で、福祉医療費の受給者の診療報酬等請求明細書(レセプトというそうです)一枚あたりの負担金額を現行の300円から500円に引き上げるとしています。
例えば、年間10回、医療機関の窓口で、いったん支払った医療費の還付の際に、還付金額から、この受給者負担金として差し引かれる金額の総額は5000円となり、今までより2000円の負担増が生じます。伺います。
① この診療報酬請求明細書(レセプト)への医療福祉費受給者の自己負担の現行の制度について、簡単に説明していただけますか。伺います。
② 今開催されている県議会で、予算案が採決されれば、これが10月から実施されると聞きますが、1レセプトあたり500円に値上げされた場合、受給者の負担額の増額分は、村全体ではいくらになりますか。
平成19年実績で、受給者の総件数(レセプトの年間枚数)も伺います。
③村として、受給者の200円の負担増について、負担軽減を村独自で検討してはどうかと考えますが、いかがですか。
3、介護保険制度および介護保険料の改定について
国は福祉医療現場の人手不足解消のために、制度発足後初めて、介護報酬の3%引き上げを予定しています。今回、村の65歳以上の方の介護保険料は、所得段階で7段階に区分された中間の4段階(=世帯主が住民税を納めていて、本人は住民税非課税の方)の方の保険料を基準額として、4月から月々50円値上げされる予定と聞きます。
① 介護保険料の現状の徴収方法等の詳細についてと、引き上げ理由について分かりやすく説明していただけますか。伺います。
② 介護保険制度の要介護認定は、軽い順に、「非該当」「要支援1,2」「要介護1~5」の8段階に分けられます。この判定は、コンピューターによる一次判定と審査会による二次判定があり、新しい認定方式では、コンピューターによる一次判定が主体となり、実態より判定が軽くなると聞きます。具体的には、例えば、要介護2と判定されていた人が、要支援2に段階を下げられるとしたら、今まで受けていたヘルパーさんの利用回数が減らされるなど弊害が生じることになるのではないでしょうか。
予想される弊害と、村としてのその対応策について伺います。
4、南牧村の中長期財政試算について
平成16年11月に作成された「南牧村自立シミュレーション」の中に、平成14年度から15年度までの実績と平成16年度から平成37年度までの財政試算が載っています(P13)。これを見ますと、村の有線テレビ・CATVの光フアイバー敷設換えという大事業が終了する平成21年度以降、つまり新年度からは、普通建設事業費を年間4億円に大幅に削減しても、この年から、収支バランスが、悪化し赤字に転落するという試算をしています。
さて、今議会に提案された新年度予算案は、普通建設事業費を約6億5千万円とし、予備費を3千万円見込んでいます。(3月6日の顧政会提出資料より)
そこで伺います。
① 新年度予算案の内容は、平成16年11月作成の「自立シミュレーション」の中長期財政試算の中の平成21年度試算内容と大きく異なってきていますが、その原因・理由について伺います。
② 今後10年ないし20年といった中長期の村の財政試算をあらためてつくる必要があると思いますがいかがですか。
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NO,116 2009年1月24日
今こそ手を取り合ってひとつに 発行 のべやま動物診療所
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寒中お見舞い申し上げます。冬本番、雪におおわれ、餌を求めてシジュウガラなどの小鳥たちが庭先の餌台のひまわりの種に群がり、おわん一杯のひまわりの種もわずかな時間できれいになくなってしまいます。
派遣切りされ、路頭に迷う労働者の皆さんへの炊き出しボランテイアの活動の輪が広がっています。佐久では、南牧村の社会福祉協議会が窓口となって、支援米の受付を行っています。皆さんのご協力、ご支援を私からもお願いいたします。お米をご寄付いただける方は、直接、南牧村社会福祉協議会の窓口に届けていただきたいと思います。
《米国初の黒人大統領オバマ氏に期待する》
アメリカ建国以来、初の黒人大統領の就任に全世界が注目しています。私個人的には、日米安保条約の破棄とこれに替わる日米平和友好条約の締結、そして、核兵器問題では、オバマ氏が就任演説で「核の脅威を軽減するためにたゆみない努力を続ける」と述べたように、この言葉通り、一日も早く地球上から核兵器を廃絶させたい。それを前進させる可能性を秘めた新大統領に期待したい。47歳といえば、私が村会議員に選出された歳であり、一国の主と小さな村の議員と比較にはならないが、なんとなく親しみを感じます。今までのおごり高ぶったブッシュ氏とは異なり、協調・連帯を試み世界をリードして欲しいと思います。
そして何よりも、日本自身が、国として主体性を持ちアメリカ追髄から真の独立国へと脱皮した政府の樹立、あるいは政治の中身の変革が求められます。アメリカを変えたのはアメリカ国民であり、日本を変えるのは日本国民です。
《26日から30日まで、議会の視察研修のため留守になります》
議会の視察研修で、1月26日(月)から30日(金)まで、四国方面に出かけるために、休診しますが、宜しくお願いいたします。視察場所について少し紹介します。愛媛の双海町(現、伊予市)では、「日本一夕日のきれいな公園」を売り物に、町おこしをしている方の実践を学びます。香川では、善通寺市で、冬のレタス栽培の様子を見ます。最後は、徳島の上勝町で、四季折々の木々の葉っぱを専売特許にして、高齢化率48%の地域おこしの実践を視察します。松山城や大渦潮といった歴史建造物や雄大な自然現象の見学もします。4泊5日と少々長いのですが、頑張って行ってきます。参考になるものは、次回に報告いたします。
《平成8年生まれの牛の治療から見えるもの》
先日、13歳になる牛の治療を行いました。平成8年といえば、当時、泣く子も黙るBSEと確認された牛の多くが生まれた年です。BSE、国内初の発見の発表が、2001(H13)年9月11日あの米国貿易センタービルへの旅客機激突事件の日です。
あの後、風評被害を恐れて、健康な牛が食肉として利用されること無く、はじから殺され化製場に運ばれ焼却されました。まだ記憶に新しい、切なくむなしい出来事でした。その悪夢の日々を潜り抜け今なお活躍する牛を診察しました。「よくがんばってきたな~」とねぎらいの言葉をかけたくなるような気持ちになりました。
そして、なんといってもその困難を耐え乗り越えてきたのは、酪農家・畜産農家の皆さんです。今度は、100年に一度の金融危機を迎え、再び訪れた困難を乗り越えなければなりません。BSEも金融危機もいずれも人災であり政治災害です。BSEでは、汚染が疑われる肉骨粉の輸入を黙認した政府の貿易政策があり、原油・飼料の高騰は、生活必需品への投機マネーの流入を規制緩和することでこれまた容認してきた失政経過があります。
さらに、今の派遣切りなど大量解雇による失業率の上昇は、内部留保を溜め込み、株配当を倍増してきた大企業の社会的責任を果たさせない政府の姿勢に問題の根本があります。株売買の6割以上が外国人投資家によるものだそうです。つまり本来その企業を長期的に育てる投資ではなく、短期的利益を求める投資が増大してきていて、企業に務める社員の雇用や賃金の確保、生活の向上といった企業責任よりも、その株主の配当(儲け)が優先されるというゆがみが生じてきています。これが、弱肉強食の資本主義の本質であり、アメリカ発の規制緩和の強要に随ってきた自民党政治の大きな矛盾です。
そのアメリカが、オバマ大統領の就任により変わろうとしています。世界はすでに超大国アメリカに従うのではなく、アメリカと対等に付き合う必要性を自覚し、実践し始めています。その要請にアメリカが応えざるを得なくなってきている、これが世界の情勢だということです。その中で、一人日本だけが、旧態前のアメリカ一辺倒、大企業優先の政治路線を走り続けることは、世界から孤立しかねない状況を生み出すのではないでしょうか。
国内BSEの確認から8年、世界は大きく変わろうとしています。日本も「国民こそ主人公」の政治への転換点に立たされています。
平成8年生まれの牛が、BSEと金融危機を乗り越えてずーっと長生きしますように!
《1999年4月開業から丸10年》
この4月で開業11年目に入ります。過ぎてしまえば、あっという間でしたが、多くの皆さんに支えられて今日までやってくることができました。そんな節目の年を迎え、心から地域の皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございます。
残された人生をどう有意義に過ごすのか、じっくり考えたいと思います。とは言っても、今年の年末になるとまた、「一年は早いね」といつもの暮れの挨拶を交わすことになってしまうかもしれません。大過なく過ごす、その繰り返しに感謝すべきなのかも知れません。
変革を望みながら、平凡な生活に感謝する。一見矛盾するようで実は、これが社会の歴史を作る大きな実践の積み上げなのではと思います。
酪農や畜産は、365日休みなく繰り返される地味な仕事ですが、その営みこそが、家族を養い、世界の進歩に貢献しているのだと思います。
地球の温暖化対策のために、日本の畜産に課せられた大きな課題は、飼料の自給率の向上でしょうか。ほとんどの穀物を海外に依存する時代は、近い将来終焉することを覚悟しなければなりません。少し遠くを見据えた経営をみんなで考えたいと思います。
新年 明けましておめでとうございます。
野辺山高原は、穏やかな元旦を迎えています。今年は丑年、日本国憲法の精神が生かされる平和な国づくりが牛歩でもいいから前進し、心豊かに過ごせるように祈願しています。
双子の赤字を抱えるアメリカ(資本主義)の国家的詐欺により、世界がそして日本が百年に一度といわれる金融危機を体験しています。国内の資本金10億円以上の大企業は、規制緩和により低賃金の非正規社員を好きなように使い、株配当や内部留保(隠し利益)を大幅に増やす一方、今度は不況、円高だからと紙切れのように首を切っています。
「2兆円の定額給付金よりも食料品や医療品への消費税を非課税にしたほうがよほど景気対策になるのではないでしょうか。」「外需から内需へ」「タロウやイチロウじゃだめだな」という声をあちこちで聞きます。企業団体献金や政党助成金を受け取らない、アメリカにも大企業にもしっかりものが言える日本共産党が伸びれば、必ず政治の中身は変わります。アメリカ追随もうごめん、大企業優先もうたくさん。ご支援宜しくお願いいたします。
私にとって今年は節目、開業十年、共産党公認の村会議員六年目、酪農、畜産農家の踏ん張りと革新村政を微力ながら支え、共に新たな希望を探す年にしたいと思います。
二〇〇九年 元旦
新年明けましておめでとうございます。
旧年にも増して、日本共産党へのご支援宜しくお願い申し上げます。
=12月議会定例会報告(概要)=
その1 一般会計歳入歳出補正予算(第3号)ほか議案について
農業用マルチシート処理費、
農家負担分(3分の1)を村が全額補助!
12月議会定例会は、12月22日閉会しました。菊池村長が提案した一般会計補正予算《第3号》など13の議案すべてが、全会一致で可決されました。
生活物資への投機マネーの投入による物価の急騰、そして、アメリカのバブル崩壊による金融危機から円高不況へと移行する中で、村民の生活は、待ったなしの状況です。
こうした中、村は、緊急援助として、昨年に引き続き「福祉灯油」券を支給することとし、また、農家に対して、廃プラの処理費の農家負担分(3分の1)を今年度に限って全額補助、さらに畜産農家が県に支払う家畜法定伝染病(ヨーネ病・結核病・ブルセラ病)の検査料を3年に限って全額村が負担するなどの緊急支援策として総額約1600万円を含む補正予算を議会に上程しました。
そして、議会は、野辺山最高地点付近にあるグレイスホテルの敷地(村所有で使用権は平沢財産区)の賃貸借契約などを含む13議案すべてについて、全会一致で可決しました。
その2 片桐議員の一般質問から(概要)
① 村民が負担する入院費用を全額村で補助してはどうか
現在、南牧村民が病気や怪我で入院すると、一定金額以上の費用は、高額療養費や福祉医療費といった支給によって軽減されます。担当職員に試算してもらったところ、国保加入者のうち70歳未満の方の平成19年度実績で、個人が負担した総額は、約700万円でした。国保以外の加入者が、村民全体の約5割として、年間負担する村民の皆さんの入院費用の総額は、およそ1500万円ではないでしょうか。この1500万円を全額村で負担してはどうかと提案しました。
これに対し、菊池村長は、「65歳以上の医療費を全額負担するのは予算的に無理と思うが、75歳以上はどうかと考えてみたが、1500万円ほどの予算で、全村民への入院費用の補助ができるのであれば、これについても検討してみたい。」(概要)と答弁しました。
② 奨学金の貸与月額の増額を!
南牧村では、奨学金を高校生は、月額2万円、専門学校生・短大生・大学生などには、月額5万円を限度に無利子で貸し付ける制度があります。この金額をさらに増額してはどうかと提案しました。
これに対し、教育長は、「平成15年に、2万円を5万円に増やしたので、今のところ増額するつもりはない。」「他の奨学金制度と併用してはどうか」(概要)と答えました。
③ 村内にある教育研究機関等との連携を!
青梅市と明星大学が提携して、町おこしに効果をあげているという報道を紹介し、村内にある信州大学、筑波大学、国立天文台などと積極的に交流・協力・提携を図って村の振興に結び付けてはどうかと提案しました。
これに対し、村長は、「今まで大学等との連携は、皆無に等しかったが、今後は連携していきたい。」(概要)と前向きな姿勢を示しました。
その3 その他の一般質問から(概要)
村長、スキー場の今後については、存続を最優先で検討中。
野辺山スキー場について、菊池恒夫氏、井出安正氏、高見沢勇太氏の各議員が質問しました。その中で、菊池村長の答弁は、「スキー場の存続を求めて、約2千名の署名簿とともに陳情があった。」「スキー場は、存続を最優先に、中止、閉鎖の順で検討したい。」「天山リゾートとの中途解約が決まった以降、四社からスキー場運営について問い合わせがあり、三社は辞退し、いま一社が検討中である。」といった内容で、野辺山スキー場の今シーズン休止を明らかにしました。