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片桐勝則の日々つれづれ
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赤旗読者ニュース                  2007年11月17日
 
「対話で進める村づくりの会」と「住みよい南牧をつくる会」が推薦する
菊池幸彦さん、現職に430票の差をつけみごと当選!!
村民の高まる期待にこたえ、公約実現に向けスタート!
  11月26日月曜日午前8時、初登庁予定!
ご支援ありがとうございました。皆さんの一票が村を変える扉を開け放ちました。広く村民の皆さんの意見を聞き、皆さんと共に歩む村行政の実現に向け、第一歩が踏み出されようとしています。
 菊池幸彦さんの初登庁は11月26日月曜日午前8時頃の予定です。もちろん村長専用車での送迎はないと思います。12月6日には、12月議会定例会が開会し、所信表明演説(午前10頃)が行われる予定です。本議会には早速、「村長給与の削減」を定めた条例制定が議案として準備されました。各地区で行政懇談会が開催されるという予定があるそうです。また、各種団体等との懇談も計画されているようです。皆さんの意見や要望を新村長に直接お話できます。
早速実現!
村長給与の30%カット。村長専用車の廃止。
 村長就任と同時に、早速、公約実現の第一歩として、村長専用車の廃止と、村長給与の30%カット(条例制定)が実施される予定です。公約の100%実施に強い期待の声が寄せられています。
 景気回復の鈍化による農業および商工業者の所得の伸び悩みの中、定率減税の廃止、社会保険料の負担増、来年4月からは、後期高齢者(75歳以上)の新保険制度スタートによる負担増、経済界からは消費税の税率増の圧力が聞こえるなど、庶民の負担は増えるばかりです。
 一方「政治と金」の問題は、後を絶ちません。末端の地方自治体の為政者たる村長は、襟を正し、私利私欲でなく党派を越えて広く村民益のために、しっかり南牧村をリードして欲しいと思います。
選挙管理委員会の対応に疑問続出!
 今回の村長選挙における村の選挙管理委員会の対応には、いくつもの疑問が、浮上しました。
、選管が発行した「広報」の現職の顔写真が、4年前のものと判明しました。掲載する写真は、3ケ月以内に撮影したものと規定されています。
、不在者投票の方法について、説明が不十分で、例えば帰宅できない学生など郵送による投票が可能であったにもかかわらず、こうした有権者が投票できませんでした。
、この春(3月)公職選挙法の改正があり、村長選挙には選管の証紙を貼れば5千枚までマニュフエスト(選挙公約等)のビラが、規定により配布できることになっていましたが、事前説明会ではまったく説明がなく、制度に気がついた新人陣営は急なことで、3回もビラの印刷をやり直しました。県の選管に問い合わせると「村には事前に改正の通知をしてあった」とのこと。一方、現職陣営は、カラー印刷による立派なビラが用意されていました。
、選挙の広瀬地区投票所で発生した、投票用紙が規定外に手渡された問題は、許されない不始末です。渡した者も受取った者もまったく気づかないなど常識では考えられません。事前に示し合わせたといわれても仕方ありません。
選挙管理委員会は、これらの疑問点についてきちんと調査し、その対応を明確にすると同時に、村民に対し、きちんと説明し謝罪すべきです。
 仮に、選管からの報告および謝罪がなされない場合は、「村の選管の姿勢について12月議会において徹底した究明を」の村民の声に応えざるを得ません。
 
[お知らせ]
 共産党などの団体および個人により構成される「住みよい南牧をつくる会」では、会員を募集しています。年会費は、一人500円です。4年間、菊池幸彦さんを支える後援会として、活動していく予定です。気軽に声をかけてください。
 問い合わせは、TEL・FAX 0267-98-4220 片桐までお願いいたします。
=選挙戦を終えて=
 選挙前、候補者の決定が遅れ、一時はどうなるかと不安の出発でしたが、いざ動き始めると候補者への期待の声があまりにも多いことに驚きました。
村民の良識の勝利でした。       文責 片桐勝則 98-4220 
 
 
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    号外                                                 2007年11月 1日
   今こそ手を取り合ってひとつに          発行 のべやま動物診療所
                                                            TEL・FAX 98-4220

いつもより紅葉がきれいな秋です。比較的温かく、牛の病気も少なく、おかげで選挙運動に傾注できる今日このごろです。選挙が終わるまでご迷惑をおかけしますが、ご理解のほど宜しくお願いいたします。
 早速選挙の話しで恐縮ですが、お読みください。
《現村長の村政報告会場に入れてもらえませんでした》
 本日(11月1日)午後6時から中央公民館で「村政報告会」があるというので、出かけていったのですが、ホールの廊下に受付があり、顔見知りの受付係2人から、「今夜は後援会(現職)主催だから、入れられない。ご理解ください。」といわれ、「後援会員以外はだめということですか?」と聞くと「そうです」と答えました。こちらの調査では、後援会員は92名のはずですが、120名ほどの方が参加されているようでした。
 複数の同僚議員から、副村長から依頼があり、今夜参加するという話を聞いていたので、私もぜひ聞きたいと思っていたのですが、残念でなりません。ある区議会関係者からも、副村長から指令が出たという話しを聞きました。
 ある地区では、「村政報告会を開催いたします」という現職村長の後援会発行のチラシが、区の役員によって配布されていました。
 選挙を目前にしての中央公民館という公の施設を利用しての集会、副村長による呼びかけ、区会議員を利用しての動員、特定者の入場制限、各種補助金支給団体長の応援演説など、現職村長の特別公務員および補助金団体を利用した組織ぐるみ、排他性、強制的動員要請など現職の地位を利用した非民主的な体質の一端が見えてきます。
《新人の追い上げ!》
 独断専行、人権侵害、我田引水、情報の非公開、思いつき行き当たりばったりの現職の行政手法に、多くの村民が嫌気を感じています。
新人の菊池幸彦さんが、急速に追い上げています。菊池幸彦さんの2期8年と6ヶ月の議会での活躍は、皆さんご存知のとおりです。まじめで、やさしく私利私欲のない菊池幸彦さんへのご支援を心からお願いいたします。
現職は公費を使って宣伝できますから、それを上回る宣伝が必要です。皆さんの力をぜひお貸しいただき、暗雲を吹き飛ばして、皆さんの声が届く、開かれた明るい村政を実現させてください。宜しくお願いいたします。
《買収供応、脅しなどが予想されます》
 金品の教授、飲食物の提供、脅しによる投票依頼などが予想されます。どんな小さい情報でもかまいませんから、お寄せください。選挙は誰からも強制されるものではありません。個々人が自由に選択できる憲法で保障された権利です。その選択によって差別されることは、憲法違反の大罪です。
 選挙の基本は、候補者の人物、政策、経歴などをお知らせし、皆さんが自信を持って選択できるように、情報を提供することにあります。
 この間、現職、体制に有利なように、公職選挙法が改悪されてきていて、選挙期間の短縮、戸別訪問の禁止、選管の立会演説会の廃止などがその例です。一方、政党や後援会などの政治団体が、予定候補者の紹介や政策を宣伝して歩くことは、政党あるいは政治団体の政治活動として認められています。
公職選挙法のいう「選挙活動」は、一言で言えば、「投票の依頼」です。
 電話を使ったり、道で会った人への投票依頼はドンドンできます。
ご協力よろしくお願いいたします。
《今度の選挙の争点》
 今度の選挙の争点は、ごく当たり前の行政運営をやってくれるのか否かです。
 
1、公約を守る
2、人権を守る
3、情報の公開をする
4、広く村民の意見を聞く
5、広く公正に行政を行う(一党一派に偏らない)
       などではないでしょうか。
《他町村も注目しています》
 南牧村外からも「広域の会議にほとんど出ない」など批判の声が寄せられています。村長たるもの村の顔です。正々堂々と南牧村の代表者たる威厳と品格を持って行動して欲しいものです。
 菊池幸彦さんは、それにふさわしい方だと確信しています。
「対話で進める村づくり」実現のために、皆さんのご支援ご協力を心からお願いいたします。
NO,101                2007年10月27日  
今こそ手を取り合ってひとつに    発行 のべやま動物診療所   すばる
                  TEL・FAX 98-4220


霜の降りた朝、朝日に当たって静かに落ちる木の葉を見ながら、白い息を手に吹きかけて、真っ白になっているフロントガラスの診療車に乗り込む。今日も一日張り切って行こう!
 《2期8年の中島村政を皆さんはどのように評価するのでしょうか》
 私が、議員として、村政とかかわって、4年になりますが、中島村政を一言で言えば、私たち村民に「不安と混乱を与えた村政」という表現がぴったりではないかと思います。
■ 川上村との合併問題
4年前の11月、村長として再選されるやいなや、川上村との合併を「謹んでお受けする」と推進し、その事務局として職員を配置するなど多くの税金を投入しました。農協合併で懲り懲りしていた矢先の川上村との合併話に、多くの村民は困惑とも怒りとも取れる複雑な心境に追い込まれました。
 合併しなければ、あれも削るこれも無くなると脅し、合併すれば現状維持だとアメとムチを使い分けて村民の世論誘導を図りましたが、どっこい村民の皆さんは、惑わされることはありませんでした。平成16年11月の「投票による村民意向調査」の結果は、合併反対が87%と圧倒的多数を占めました。このとき、中島村長は、「大変お騒がせしました」の一言もなく、「南牧村は未来永劫自立でいきます」などと無責任な発言を繰り返していました。
■ 矢継ぎ早の大型公共事業の実施と落札率99%
 板橋スケート場周辺整備(八ヶ岳ふれあい公園)5千9百万円、平沢峠しし岩周辺整備(大型トイレ、売店、駐車場の舗装)8千5百万円、飯盛山周辺整備8千6百万円、野辺山駅前周辺整備7千8百万円、市場マレットゴルフ場の拡張(グランド転用)工事9百万円、南小体育館全面改築2億5千万円、光フアイバー敷設工事の開始6億円、北小グランド芝生化2千2百万円、南小職員室移転工事8千3百万円、これだけでも12億7千2百万円。この他にも道路の拡幅工事など毎年約4億円と公共工事が目白押しです。
 まちづくり交付金事業や辺地対策事業債など有利な事業、有利な借金を使えるときに使おうとばかり、事業の意義や目的について、村民に対する説明は、そっちのけで、矢継ぎ早に工事を推進してきました。自ら作成した財政試算を大幅に上回っています。
 また指名競争入札の落札率は、98~99%(南小体育館は100%)と高率です。道路工事など条件が一定の入札ならいざ知らず、公園や建物が100%に近い落札率になるなど、不思議でなりません。
 一方で、光フアイバーの敷設工事の落札率は、約78%と低率でした。これは、私たちが、南牧村よりも世帯数も面積も大きい阿智村や小谷村を視察し、工事見積価格を比較し追及し、業者選定の問題も指摘することによる結果だと自負しています。南相木村では、指名業者の選定に村長が介入したことが大問題になっています。南牧村では大丈夫でしょうか?
 公共工事など計画の進め方の原点は、その工事が本当に急ぎ必要な工事であるか否かを慎重に検討し、村民の皆さんに諮り理解してもらうことです。中島村長の独断専行は、村民と行政との協働を謳った自立のむらづくりの精神に反する行為です。
■ 誰も望んでいなかった小学校統廃合計画
小学校の統合は、一体誰が望んだのでしょうか?当初、中島村長は、「小規模校の問題点」
を掲げ、統合の必要性を訴え統合計画を推進しました。しかし、「小規模校の問題点」の資料が、大桑村の資料と瓜二つであることを指摘すると今度は、統合理由を「財政問題」だとすり替えました。二校を一校にすることで、新たに必要となる施設やスクールバスの運行費用など増える経費の算出を求めたのですが、財政削減を理論付ける明確なものを示すことができませんでした。最後に、村長が白状したのは、「まちづくり交付金事業」を利用したかった!というものでした。村民を侮辱した許しがたい行為です。
     ■ 村民の人権を平気で侵害する村長 
小学校統合問題にかかわる経過の中で、特筆すべきは、中島村長の本性とも言うべき、行政による村民への人権侵害事件の続出です。
南牧村の自立を考える会の皆さんが、中心に集め議会に提出された「小学校の統合計画の見直しを求める請願署名」の1251名の署名簿を、村が議会に断りなく、署名者すべてを住民台帳と照らし合わせ、年齢、性別、住所などのほかに筆跡をも調べ集計したのです。事もあろうにそのデータを議会や、小学校統合審議会に資料として提出してしまいました。
次に、中島村長は、議会を傍聴に来た村民に対し、役場の職員に指示し、傍聴者の職場に電話を入れ休暇の確認をするなど村民の身辺調査を行いました。
さらに、小学校統合審議会が苦労の末、提出した「小学校の統合は時期尚早。今後はプロジェクトチームを作って検討すべき」とする答申書の内容をまったく無視し、「平成21年度南小に統合する」という条例改正案を議会に上程しました。審議委員の思いを逆なでする暴挙といわざるを得ません。
人権侵害事件はこれらに止まらず、あげくの果ては役場職員が、村民が村民に宛てた内容証明郵便を断りなく開封する事件に発展しました。この事件は、差出人が、中島村長と開封した職員を検察庁に告訴し、検察は現在捜査中ということです。
■ 村の財政は大丈夫?
中島村長は、「南牧村は健全財政」だといいますが、このままのペースで公共事業をやり続ければ、近い将来破綻することは予想されます。もし、そうでないと言い張るならば、私が、6月議会で提案した、20年後までの長期財政試算書を作り、村民に説明すべきです。                       
      ■ 村は、なぜ振興公社の実態など情報を公開できないのでしょうか?
《明るいむらづくりを目指す村長候補が決まる!!》
「住みよい南牧をつくる会」から村長選挙の候補者として、菊池幸彦さんが無所属で立候補することになりました。2度目の挑戦です。今度こそ、明るく人権侵害のない民主的な村政に変えるために、皆さんの絶大なるご支援を心からお願いいたします。
NO,100                                            2007年 9月25日
 今こそ手を取り合ってひとつに       発行 のべやま動物診療所   
                                           すばる           TEL・FAX 98-4220
  カンタンが、小さな体を精一杯震わして、中秋の名月の下で鳴いています。秋本番です。 
皆さんのおかげで、「昴」の発行数がなんと100回を迎えることができました。ありがとうございます。
 振り返れば、1999年4月、妻の病と共済組合の合併を機に、勤めをやめ「のべやま動物診療所」として開業したものの、不安の中での出発でした。皆さんのご支援により、何とか8年半、ここまで仕事を続けられることができ感謝の気持ちで一杯です。改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。これからも初心を大切に頑張りたいと思います。
 「昴」の内容も、議員生活が加わると牛や診療のことより政治の話が多くなり、皆さんには、不快に思われることも多々あったことと察します。特に旧議会の中では、恥ずかしい話ですが、孤立無援、四面楚歌あるいは孤軍奮闘などと言われ、私自身は「針のムシロ」の上を歩く思いでいましたので、そのストレスを「昴」の記事にすることによって解消させてもらっていたのかもしれません。どうかご容赦ください。
 さて、これからの「昴」の発行ですが、今までどおり、その時々に、見たこと聞いたこと感じたこと思いついたことを書き込んでいきたいと思っています。もちろん誹謗中傷は決して許されることではありません。その記載方法については、憲法に謳われた基本的人権を尊重しながら言葉を選び、「昴」が少しでも喜ばれる情報提供の場になればと願いつつ(一部私のストレス解消法として)発行していきたいと思います。
 それから、今、パソコンに詳しい知人にお願いして、ホームページの開設に取り組んでいます。いまだ未完成ですが、興味のある方はご覧ください。私の名前で検索していただければ、出てくると思います。
節目で何か催し物でもと思いつつ、結局、何も出来ず仕舞いでした。申し訳ありませんでした。しかし、「継続は力なり」といいます。皆さんの心の隅に、「昴」の一文字でも残ってもらえれば幸せです。そして、妻の分身である子ども達が、いつの日かこの「昴」を読んで、ちっちゃな人間の生き様に、自らの人生を重ねて、「生きるとは何だろう」と常に問い続けていってもらえればと思います。体力気力の限り、続けて行きたいと思います。「昴」100号記念の思いとさせていただきました。
《恩師の訃報に思う》
 去る6月22日、小学校の四年生までの担任をしていただいた○○先生が、亡くなりました。NO,94の「昴」の冒頭でも紹介した先生です。先生の訃報は、ずっと後になってから知らされました。身寄りがなく、遺骨は今でもお寺さんに預けられていると聞きました。独身を通し、子どもの教育に献身し続けてきた、私たちにとって、かけがえのない先生でした。もし、○○先生に出会っていなければ、私は獣医師にはなっていなかったかも知れません。草花を育てることで人の生命の大切さ、生きることの喜びについて、自ら考えることのできる人間として成長するように、私たちを導いてくれたと思っています。
今年の年賀状に次のような言葉が添えられていました。
『一番働き盛りで、世の中を、日本を考えてください。テレビを見る勇気が失われます。』80歳後半を迎えた先生は、乳がんの手術のあと体調が優れず、家にこもりがちのようでした。3月に、自宅を訪ねお話したときに、「死ぬってどういうことなのかね」と私に聞いてこられたのには、正直驚きました。先生は、私が妻をなくしたことはもちろん知っていましたから、そのときの体験から、「死」について、何か私に分かることがあるのかと聞かれたのかもしれません。私は、死ぬ直前まで、妻が「何も言うことはない」と首を横に振っていたという話しをして、逝った後、一年もしてから、テレビ台のもの入れから、私と子どもたち一人ひとりに宛てた妻の手紙が見つかった話しをしました。その後、先生は戦前戦時中の話を少しされ、結婚ができなかった話のさわりをちょっぴり披露してくれたと思いますが、切ない思いがなんとなく伝わってきました。あの戦争がなければ、と思われていたのかもしれません。それが最後の面会でした。 
先生は、政治的には決して革新ではなかったと思います。退職後は、○○村出身の自民党代議士の応援をしていたと聞いていますから。でも、『テレビを見る勇気がうしなわれます。』の賀状の言葉で伝えたかったのは、子ども達の犯す、また、子ども達が犠牲になる犯罪が毎日のように報道されるのに、耐えられない「教え子のみんな!何とかして!」という心からの訴えではなかったのかと思います。
社会のひずみの犠牲は、女、子どもそしてお年より、いつも弱いものがまともに受け取る。歴史が語っている事実です。先生は、それを体験し、戦後、平和な社会になって、精一杯、伸び伸びと教育の現場で子ども達に体当たりしてきたのだと思います。その教え子たちが、人の親になって子どもを虐待する、そんな事件とそれを生み出す今の社会を憂いていたのではないかと思います。今となっては、そのことを深く知るすべもありません。心から、○○先生のご冥福をお祈りします。
《南牧村の課題「人権をどう守るか」の解決方法は?》
 今、この村の大きな課題は、「行政にどう村民の人権を守らせるか」ということと「私たち自身が、どう自らの人権を守るか」だと思います。憲法では、第11条から40条にわたって、国民の基本的人権が、国によって、しっかり守られなければいけないと謳われています。また、第99条には、すべての公務員がこの憲法を守らなければならないと明記しています。行政は、この憲法に制約され、住民はこの憲法によって悪政から守られなければなりません。   さあ、11月11日は、村長選挙の投票日です。
  熱さ寒さも彼岸までと言います。秋の味覚が楽しみな季節になります。9月議会定例会が、21日終了いたしました。
 2期8年の中島村長の任期最後の定例議会となりました。一般質問は、以下のような内容で行いました。

1、平成
18年度の南牧村職員の給与について

  南牧村の平成10年度の人件費は、4億9212万円、そのうち職員の給与額は、2億9942万円。平成17年度には、4億1474万円、2億4006万円とそれぞれ、15.7%、19.8%と特に職員給与が約2割と大きく減少してきています。職員の給与は県下でも低い水準と聞きます。全国的には、企業や自治体を問わず、特に女性職員の低賃金が問題となっています。そこで、南牧村職員における男女間の違いが存在するのか、その実態についてお尋ねします。
 
① 南牧村の平成18年度4月1日現在の男女合わせた職員数は51人。平均年齢は、42歳。平均給与月額は436、075円です。(平均給与年額は、平均給与月額×12ヶ月=5、232、900円)
男女別に、職員数、平均年齢と平均勤続年数そして平均給与月額を伺います。
 
《答え》
       職員数  平均年齢  平均勤続年数  平均給与月額
   女   23 人   41 才    14 年      422、706 円 
   男   28 人   42 才    17 年      481、489 円
 
② 法改正で給与表が変わり、6級制になりましたが、1級から6級まで、各階級に、何人ずつ在籍しているのか、男女別に伺います。
 
《答え》    
       1級  2級  3級  4級  5級  6級
   女  8 人 9 人 5 人 1 人 0 人 0 人
   男  1 人 8 人 6 人 7 人 4 人 2 人
 
 
 
2、南牧村が受取人でない他人宛の内容証明郵便を無断開封した事件について
 
 国民の基本的人権の擁護については、憲法第11条から40条にわたって明記されています。すべての公務員が、憲法を厳守しなければならないことは、第99条にしっかり謳われています。村長あなたは、村の行政の最高責任者としてすべての法律の大本となる憲法について「知らない」では済まされません。
南牧村民が村民宛に出した内容証明郵便が、受取人でない南牧村職員によって無断開封された事件について伺います。
 
① 憲法第21条の2項には「検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。」とあります。村長は、6月定例議会の私の一般質問に対し「憲法について勉強してないので答えられない」といった趣旨の答弁をされていますが、その後、憲法について勉強されましたか。そして、「他人あての内容証明郵便が、差出人にも受取人にも断りなく無断で開封されたこと」が、憲法第21条に反すると思いますか。まず、伺います。
 
《答え》
 憲法第21条は、十分認識している。(憲法違反か否かについては、答弁を避ける)


 去る9月2日、この事件の内容証明郵便を差し出した当の本人(南牧村民)から私のところに文章が届きました。その文章によると、昨年8月7日に海の口牧場組合長宛に郵送した配達証明郵便(内容証明郵便)を受取人でない南牧村役場が受け取り、無断で開封した。このことは、刑法第133条の信書開封罪に当たるとして、差出人が、中島村長と開封したと思われる職員を相手に今年4月24日に検察庁に刑事告訴したというものです。 
 私のところに、この文章が届く前後から、複数の村民の方から問い合わせやご意見が寄せられています。
 内容証明郵便を開封したと思われる職員は、「職務遂行のため」に行ったと報道されています。
 村長は、海ノ口牧場内に馬のトレーニングセンターを誘致するために、犬の牧場の立ち退きを自ら迫った。しかし、立ち退き話がこじれた。そこで、中島村長は、犬の牧場の土地の貸主である海の口牧場組合の訴訟準備を村で受け、役場職員を使ってその事務をやらせていたということでしょうか。
伺います。
 
② 村長は、「海ノ口牧場組合と犬の牧場との賃貸借問題」の訴訟準備にかかわる事務を村の職員に任せていたということで間違いありませんか。
 
《答え》
 村長は、財産管理者として、適正適切に財産を管理する義務がある。海ノ口牧場組合からの要請もあり、指導や弁護士の斡旋を行った。


6月の議会一般質問の際、村長はこの件に関して私の質問に対し「誰も騒いでいないのに、なぜ騒ぐのか」などと無責任な答弁を行っていた時、すでに、この事件の当事者のひとりの差出人である村民が、中島村長と開封したとみられる職員を刑事告訴していたことになります。この事件は、親告罪といって、差出人あるいは受取人が、訴えなければ処罰されない犯罪と聞きます。差出人が告訴したことによって、この事件は、明らかな犯罪行為として公になり、処罰の対象ということになります。
 そこで、伺います。
 
③ 村長は、6月議会の答弁で「どうしても謝れというなら、謝罪する、以後こうしたことの無いように、職員を監督する」旨を述べました。しかし、村長あなたと担当職員が告訴され、この事件が「犯罪」として公になった今、南牧村の最高責任者として、どのように村として対処するのか伺います。
               
《答え》
 開封は、不適切で、責任は痛感している。



3、南牧村振興公社への委託事業について
 
 この議会に提出されている議案綴りには、南牧村振興公社の第10期(平成18年度)決算報告書が添付されていますが、その中身について今まで、少なくともこの4年間、一度も説明がされてきませんでした。また、南牧村等が振興公社に委託している事業等の内容について再三質問していますが、これもまた、まともな答えがありません。
 村や教育委員会、社会福祉協議会など村の関係機関が振興公社に委託、あるいは、発注している事業等すべてについて、その内容つまり、事業等の委託や受注金額、公社が再委託あるいは発注した金額、委託や発注先等について、改めて伺います。村等関係機関から振興公社に委託あるいは発注されるすべての事業について、振興公社が、どこの業者等にいくらで再委託あるいは再発注されているのか示した一覧表を提出できますか。

《答え》
 村の管理下にないので、答えられない。どこの業者にいくらで発注するかなどは、公社の裁量だ。
 (南牧村が100%出資する株式会社でありながら、その内容について答えられないとは、無責任だ。)


 
4、ウルトラマラソン、24hリレーマラソン、収穫祭など各種イベントの収支報告、事業報告について
 
 平成18年度の決算書より、ウルトラマラソン開催補助金600万円、24hリレーマラソン開催委託料200万円、ショートマラソン運営委託料65万円、フラワーオアシス運動推進費350万円、収穫祭開催費198万円などの歳出がありますが、それぞれの事業報告および会計報告の詳細な説明書が議案書に添付されていません。決算議会である今会期中に詳細な報告をしていただけますか伺います。
 
 
《答え》
 決算認定に当たっては,決算成果報告書を添付するが、質問の内容の添付義務はない。
 (ここは議会一般質問の席で、議員が村民に代わって、知りたい情報を質問しているのだ。) 
 


5、南牧村辺地対策総合整備計画にある「総合住民センター(仮称)」計画の削除について
 
 辺地対策総合整備計画は、「辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律」(昭和37年施行)に基づいて作成し、公共事業をするための資金を後々交付税措置される辺地対策事業債という借金を借り受けるための事業計画です。この法律でいう「辺地」の定義は、「他の地域に比較して住民の生活文化水準が著しく低い山間地、離島その他へんぴな地域」とし、その計画は、総務大臣に提出前に、議会の議決を要するとしています。
 平成17年3月、5年に一回の見直しで、現在の計画が議決されました。「総合住民センター」は、このとき始めてこの計画書の中に盛られました。そもそもこの「総合住民センター」計画は、小学校が統合された後、廃校となった校舎のあと利用として計画されていました。
 しかし、昨年11月村民アンケートの結果、小学校の統廃合を見直すべきという結果を受けて、村長は、「学校設置条例の見直し議案」を取り下げ、小学校統合計画は中止となりました。
 本来ならば、この時点で、廃校となる校舎を利用しての「総合住民センター」計画は、白紙に戻すべきでした。しかし、村長は、この計画を残したまま、現在に至っています。
 村は、「辺地対策事業債」を国に認めてもらうためには、計画に上げておかねばならないといいますが、その是非について村民に諮ることもなく既成事実を積み上げるがごとく議会の議決を必要とする計画に盛り込むことは、問題があります。
 小学校の統廃合が中止となった今、「総合住民センター」建設計画も白紙に戻すべきです。伺います。
 辺地対策総合整備計画から「総合住民センター」建設計画を削除すべきと考えますが、いかがですか。
      

《答え》
 今年、3月議会でも説明したが、温水プールや児童館高齢者の介護予防を目的とした総合施設にしたい。小学校の空き校舎を利用するものではない。

 以上が、質問と答弁、要約ですが、いつものように誠意のない答弁でした。11月11日には、村長選挙があります。民主的で、私利私欲のない村長の誕生を目指します。

 続きまして、最終日に行った、反対討論を掲載します。


議案第1号 平成18年度一般会計歳入歳出決算の認定について
    反対討論
 
 第一の反対理由ですが。
中島村長は、村が自ら作成した財政試算を無視して、大型公共事業の削減どころか、次から次へと公共事業を増発してきています。
自立元年となった平成17年度は、自立シミュレーションの中長期財政試算によれば、投資的経費、主に普通建設事業費の歳出の予定額は、約3億6千万円でしたが、実際にはこれを大きく上回る約9億5千万円の決算額でした。平成18年度は、どうでしょうか。同じく財政試算では、約6億6千万円でしたが、決算額は、約11億円と試算額を大きく上回っています。
私は、昨年も一昨年も自立シミュレーションに沿って、普通建設事業費の大幅削減を訴えましたが、村は有利だからと「まちづくり交付金事業」と「辺地対策事業債」等の利用で矢継ぎ早に大型公共事業を推進してきました。 
平成18年度は、特養の増床工事費1億2千万円、南小の体育館の全面改築2億5千万円、光ケーブル敷設工事費3億6千万円これだけで、合計7億3千万円になります。
 その上、村道高見沢線、市場川上線、海尻松原線、広瀬パイロット2211号線など総額約4億円の道路工事が加わりました。
 シミュレーションでは、ここ数年来、毎年支出してきた6億円の普通建設事業費を3分の2の4億円に大幅削減することが示され、その実施年度は、デジタル化対応のための光ケーブル敷設工事が終わる平成21年度からとされています。
 このように、村が自ら作成した財政試算を大きく上回る大型公共工事が自立元年の平成17年度に引き続き、平成18年度も行われてきました。
 もちろん、比較的急を要する必要不可欠の工事も含まれていますが、1年計画を2年に、3年計画を5年に引き伸ばしても差し支えない工事も多く含まれています。また、工事内容にいたっては、例えば、海ノ口牧場内を貫く高見沢線の幅広い歩道は必要だったのでしょうか。芝と洋花を植え、鹿に食べられないように反射テープを張り巡らせる、牧場から眺める大自然の景観に似合わない施策のどこに、合理性が見出せるのでしょうか。
 幸い、光ケーブル敷設工事は、当初12億円とも13億円とも言われていましたが、(株)シーテックが入札に加わることによって、予定価格を大幅に下回る、落札率78%、落札額約5億8千万円と当初予算の半分以下の工事契約額となりました。
 中島村長は、有利な交付金、有利な借金と口癖のように言い、公共事業を進めてきました。その結果、地方交付税の算定基準となる基準財政需要額の公債費いわゆる借金の占める割合は、平成10年度の9%に比べ、平成18年度は22.9%と大幅に伸びてきています。これは、借金返済に当てる費用が増え、自由に使えるお金が、減ってきているということになります。後々交付税措置されるとはいえ、借金は借金です。その借金をして道路を良くし、建物を建てても、その維持費は、交付税の増額という点で、十分考慮されなくなってきています。
さて、有利な事業といわれる都市再生整備計画いわゆる「まちづくり交付金事業」(都市再生特別措置法に基づく事業)は、事業費の約4割が国から交付されるのですが、村は、この事業に則って、平成17年度から21年度にかけての5ヵ年で30億円の大事業を計画しています。しかし、この事業は、容易に変更がきく事業で、計画期間中でも事業数や予算額等の増減変更が可能であることは、国土交通省の都市地域整備局に問い合わせて確認済みです。仮に計画した事業が5年間でできなかったら、2期計画を作成して再度申請することも可能です。また、辺地対策事業債を借りるための「辺地対策総合整備計画」も同様に、事業の変更が可能で、議会の議決を経て総務大臣に届ければ済むこととされています。これも県および総務省の自治財務局に問い合わせて確認しました。
「まちづくり交付金」や「辺地対策事業債」が使える内にということを理由に大型事業を急ぐ必要はどこにもありません。村民と十分すぎるくらい協議し、慎重に事業は計画すべきです。
 
第二の反対理由ですが。
情報を公開せず、何のために事業を行うのかといった議論を十分行わない、中島村長の行政の進め方には、大きな問題があります。
小学校統合計画を強引に進めるために、「自立シミュレーション」に小学校統合によって使わなくなる北小校舎を「総合住民センター」として利用し、沢山の施設の集合設置を謳い、平成18年3月には、「辺地対策総合整備計画」の事業に「総合住民センター」を盛り込みました。そして中島村長は、3月に答申された「小学校統合審議会」の答申内容をまったく無視し、6月には、両小学校を統合し板橋地区に設置するための「南牧村公立学校設置条例の一部改正案」を無理やり、議会に上程しました。しかし、その議会中に中島村長は、事もあろうに、議会に対し、この条例改正案を「継続審議にしてほしい」と本会議で前代未聞の依頼発言をしました。その後は、皆さんご存知のとおり、村民アンケートの結果、小学校の統合計画は、時期尚早とする圧倒的村民の声に屈し、中島村長は「公立学校の設置条例の一部改正案」を取り下げざるを得ませんでした。
「まちづくり交付金事業計画」に盛った南小の体育館改築計画は、平成19年度の事業として計画されていましたが、1年繰り上げて平成18年度に実施しました。また、今年度、実施が決まった南小の改築工事は、小学校統合によって教室等が足りなくなるための対策工事として平成18年度に計画されていましたが、いつの間にか学校児童の安全性確保を前面に出し、職員室の昇降口への移転工事に姿を変えました。
このように、当初計画した事業の実施理由を変更し、工事だけは実施するという手法は、いかに安易に事業計画が立てられてきたかを物語っています。
中島村長は、公共事業を何の目的でどう住民の福祉増進に役立てるのかといった検討をするための、情報の公開と住民との協議を積極的に求める姿勢がまったくなく、事業ありき工事ありきの村政になっている点が、村民の不審を買っていることに気づくべきです。
情報を公開せず、村民との協議をないがしろにする、中島村長の行政手法の改善は待ったなしです。
 
第三の反対理由ですが。
中島村長は、憲法に保障された村民の基本的人権をないがしろにしてきました。重大な点は、いくつもの人権侵害事件を起こしておきながら、中島村長には、それをしてはいけないことだという認識がまったくないことです。それは、村の最高責任者として、「事件後の謝罪」という真摯な態度を示せないということから明らかです。
中島村長の諮問機関として結成された「小学校統合審議会」が、昨年3月、答申した内容を中島村長は、まったく無視して、小学校を統合するための「公立学校の設置条例の一部改正案」を6月議会に上程しました。審議会委員が協議に協議を重ね難産の末、絞り出した答申書の内容に、中島村長はまったく応えることがありませんでした。村民の声を真摯に聞き入れられない、今もその状況は続いています。
また、中島村長は、海ノ口牧場への競争馬のトレーニングセンター誘致の件でも明かになったように、中島村長の独断で強引に進めようとした結果が、話をこじらせ、その事後処理を職員に担当させ、信書開封という事件を引き起こす原因を作り、村長とその職員が告訴されるという不名誉な事件を自ら作り出してしまいました。
他人宛の内容証明郵便を役場職員が、無断で開封するという重大な犯罪行為が、発生したにもかかわらず、中島村長は、それを知った後も差出人にも、受取人の海の口牧場関係者にもまったく謝罪しないなど非常識極まりないといえます。
村民一人ひとりを大切にする、そうした行政の姿勢がどこまでも貫かれなければ、南牧村の福祉の増進はなかなか進まないのではないでしょうか。
最後に、情報の公開、村民に諮る、村民の人権を守る、これらは自治体行政の最低のルールです。これを実行できない人が、村長の座に留まる資格のないことを述べて反対討論とします。

 以上、9月議会の様子の一端を紹介しました。

 いよいよ11月には、任期満了に伴う、南牧村の村長選挙があります。民主村政実現のために頑張りますので皆さんの応援を宜しくお願いいたします。

                                 2007年9月24日       
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