片桐勝則の日々つれづれ
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NO,125 2009年10月23日
今こそ手を取り合ってひとつに 発行 のべやま動物診療所
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「柿が赤くなると医者が青くなる」といわれる季節になりました。旬の果物や野菜そして穀物をしっかり摂って、深まる秋そして冬の季節に備えましょう。新型インフルエンザもそこまで迫ってきています。手洗い、うがい、人ごみでのマスクの着用など感染防止に努めましょう。あまり他人に言えた義理ではありませんが、規則正しい生活を送りましょう。
《お知らせとお願い》
10月26日(月)から28日(水)までの3日間、岩手県方面へ議会視察
11月7日(土)は、「人と動物の共通感染症研究会」(東京)
11月10日(火)は、家畜診療等の北陸東海地区技術発表会(松本)
これらに参加するため終日休診とします。ご迷惑をおかけしますがご協力のほど宜しくお願いいたします。
日常の診療依頼についてですが、食欲がない、排卵しないなどの通常疾病は、朝8時までにご連絡ください。急性乳房炎、疝痛(腹痛)、難産(第1次破水後2時間以上経過、または胎児の失位、子宮捻転など)、子宮脱、乳熱(産前産後の腰抜け)、神経性ケトージス(よだれをたらし、ものをかじるなどの原因不明の神経症状)等は、処置が遅れると廃用・死亡事故になりかねませんので、発見した時点で時間を問わずご連絡ください。1~2頭の妊娠鑑定のみの依頼はなるべく他の診療時に抱き合わせで行いますので、ご協力ください。
経済危機が続き畜産情勢厳しい中、初診料は、引き続き1000円のところ500円で対応させていただきます。政権が変わり景気回復に期待したいところですが、ここ数年は踏ん張りどころです。健康に気をつけて、家族・地域・関係機関等、みんなで手を取り合って、足元を固めていきましょう。
《手術や入院等で病院等に支払う高額医療費の負担軽減について》
私たちは、仮に手術や入院等した場合、高額の医療費の自己負担分(70歳未満3割負担)を医療機関等の窓口で一時支払わなければなりません。しかし、一昨年4月から、運動が実り、「高額療養費制度」がスタートしました。療養費が自己負担限度額を超えた場合、国民健康保険は役場窓口で、健康保険は社会保険事務所で、「健康保険限度額適用認定書」を交付してもらい、この認定書と被保険者証(保険証)を医療機関等に提示すれば、自己負担の限度額内の支払で済みます。ただし、入院中の差額ベットや食事代等は、自己負担として別に支払わなければなりません。
疾病の種類によっては、数十万円から百万円単位の請求がされることがあります。手持ち金があればよいのですが、支払が困難など、とにかく高い医療費を請求されそうなときは、役場の国保の担当者に相談しましょう。また、この高額療養費制度を利用しない場合でも、いったん支払った医療費のうち、自己負担限度額を超えた部分は、後日戻ってきます。
健康第一、医療機関等の世話にならないのがベストですが、万が一、高額医療の請求を受けるような事態になった場合は、この制度(高額療養費制度)を大いに利用しましょう。
《家畜共済制度の適正運用を》
家畜の保険金請求に関し、栃木県で不正が発覚しました。耳標の装着で、個体管理は厳正に行われるようになりましたが、一部の関係者による家畜保険金の不正請求があり、全国的に家畜共済制度の適正運用が課題となっています。診察していないのに、診療請求がなされたり、一両日中に死亡する病状でないのに、緊急廃用対象にしたり、といった問題があったようです。長野県農業共済組合連合会からも、各組合に指導がなされ、適正に運用されているか現地の確認調査が、組合等によって日常的になされるようになります。組合員である皆さんのご協力をお願いいたします。
《乳牛の家畜共済加入頭数の減少顕著》
長野県下の成乳牛の家畜共済への加入頭数は、昨年同期(8月末現在)と比較して、頭数で801頭、率で6.4%減少しています。東信では11頭で0.4%、南信では407頭で5.8%、中信では258頭で10.8%、北信では125頭で8.1%の減少で、特に東信以外の地区での減少が激しいようです。これは、廃業によるものなのか、あるいは共済の掛金が納められない状況なのか、詳細は不明ですが、一昨年来の飼料や燃料の高騰による酪農業の不振が原因していることは間違いないと思われます。
一方、成乳牛の死亡・廃用事故件数は、県下で、18頭、2.8%の減少に止まっています。病傷事故件数は、県下で、152件、2.0%の減少です。これは、引受頭数の減少率に比べ、事故件数の減少率が低く、事故が増加しているといえます。東信地区は、死廃事故で、5.2%の減、病傷事故で、6.7%の減となっていて、引受頭数の減少率より大幅に低いことが分かります。東信地区は、牛を大切に管理しているということなのでしょうか。あるいは、限度オーバーの事故件数が増加していて、統計上の数字に載ってこないということなのか、のうさいから示された資料では判断できず、詳細は不明です。
牛肉の自由化が行われた20年余前、死亡廃用事故が急増し、翌年当たりから、農水省は、家畜共済に係る引受や、保険対象事故への不当な締め付けを実行しました。その後、畜産は毎年下降傾向に転じました。上昇したのは、大手商社と大手の乳業メーカーでした。牛は、経済動物であり、時の景気状況に影響され、事故が増えたり減ったりするのは、人の意図的行為が反映されるということを意味します。米価ばかりでなく乳価も、民主党が言う再生産可能な価格保障と所得補償の実施対象にしてもらいたいものです。新しい政権に対し、酪農畜産が深刻な状況にあることを真剣に訴えかけるときです。黙っていては変わりません。
《使う当てがなく眠っている古米や古古米を譲っていただけないでしょうか》
派遣切りやリストラで、今日明日の食料に事欠いている失業者をボランテイアで支援している方がいます。秋になり、ボランテイアによる炊き出しに並ぶ人達が、日に日に増えていると報じられています。皆さんのお宅に古米や古古米等、譲っていただけるお米などの食料がありましたらご連絡ください。
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NO,124 2009年9月25日
今こそ手を取り合ってひとつに 発行 のべやま動物診療所
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このおたより「昴」のテーマを「力を合わせひとつになる」と掲げたのが2002年(H14)4月、NO35からでした。その後「今こそ力をひとつに」(2003年10月NO53)、「今こそ心をひとつに」となり、2004年6月、NO61から「今こそ手を取り合ってひとつに」としました。
先日ある会合で、南牧村は県下で乳牛の数が一番多い、それは、他の市町村が、酪農家数や頭数を減らしてくる中、ここ南牧村は、頭数を維持してきたのだということを紹介しました。
9月20日21日は、(株)ヤツレンの感謝祭でした。酪農家の皆さんが工夫を凝らしいろんな出し物をしていて、楽しそうで心和むひと時でした。ソフトクリームの売店の前は、長蛇の列でした。
乳牛に適した気候、流通販売に適した地理的条件、授精師や酪農ヘルパーそして獣医師など酪農畜産を支える技術者の充実、地域プラント(株)ヤツレンの存在、野菜生産地との共栄など、酪農業・畜産業を営むうえで複数の好適条件が整った地域が南牧村を中心とした南佐久地域ではないでしょうか。そして何よりも、前向きな酪農家、畜産農家の心意気があることが最大の強みです。私たちは、その中で生かされています。地域を支える方々に感謝し、大自然の恩恵を改めて認識したいと思います。
先日「昴」通信についてこんな質問を受けました。「記事の内容が政治の話が多すぎるのではないか」ということでした。以前「昴」に書いたことがありましたが、私自身確かにそう思います。今後はできるだけ、牛に関係する記事を多くしたいと考えます。しかし、いつも言っていますが、酪農畜産経営を良くすることと経営環境=社会情勢・政治をよくすることは、車の両輪だと考えています。どんな悪政下であっても、我が家の経営だけよければよいとするのか、また、我が家の経営が悪いのは社会が悪いからだと足元を見ないようにするのか、どちらも不十分な認識ではないでしょうか。好適条件を生かした酪農・畜産は、決して一人では維持できないと思います。「今こそ手を取り合ってひとつに」なって展望を持って頑張りましょう。私も、開業10年を迎え、微力ながら皆さんと一緒に前向きに進んでいきたいと心新たにしています。
《自公政権退場、民主党圧勝、政権交代実現!》
8月30日は歴史に残る日となりました。1955年自民党が結党以来、初めて第一党の座を他党に譲ることになりました。民主党外交が早速始まりました。アメリカとの関係は、日米安保条約(軍事同盟)の堅持が打ち出され、早くも対米従属の関係が懸念されます。アメリカとの自由貿易協定=FTA交渉も大変心配されるところです。今後の政権には目が離せません。
《南牧村の一般会計の繰越金が平成12年度決算から倍増!》
平成12年度といえば、前村政がはじめて手がけた財政年度です。それまでの11年間は、平均の繰越額は、約1億2千万円で、総歳入額(平均約43億円)に占める割合は、約2.9%でした。それが最近の9年間の繰越額は連続してなんと平均2億5千万円で、総歳入額(平均約39億円)に占める割合は、約6.5%に倍増しています。仮に繰越額を平成11年度以前の規模に抑えれば、約1億6千万円を有効に利用できます。例えば、保育料の5割軽減を12年間継続できる金額です。前村政は、なぜ繰越金を倍増したのかが問われます。
平成11年度から15年度までの予算では、1000万円を繰越金の見込み額として計上しましたが、平成16年度から1億円に増額しはじめ、平成19年度は1億2千万円、平成20年度は1億1600万円を見込んでいます。つまり、平成16年度以降、年度当初から繰越金を大幅に増額し、これを当てにした予算書が作られてきたことになります。その上、年度当初予算にない身の丈以上の大幅補正を組み年度当初計画にない公共事業が実施されてきました。繰越金の倍増の狙いは、(表向きは)予定にない公共事業に備えるためではなかったのでしょうか。年度当初、歳入が厳しいといって、社会保障費ほかを押さえ込んでおいて、補正で公共事業費を大幅に増額するという手口です。これは継承できません。
《最近気になる子牛の急死》
最近生後間もない子牛の急死が気になっています。死亡した子牛を何例か解剖してみて感じた点を紹介します。
1、分娩直後、子牛の臍帯からの細菌感染によると思われる臍静脈、後の肝円索や尿膜管の化膿性炎症と肝膿瘍。
2、第一胃内の毛球形成。第四胃内のチーズ様固形物による食滞。
3、急性の腸病変、肺病変。
1、3についてですが、産み落とされた直後の子牛の床の敷き料に問題があると思われます。わらや乾草ならいいのですが、木挽きやおがくずだと大腸菌群による臍帯および口腔、気管支などの汚染や感染が考えられます。この感染がもとで、下痢や肺炎、発熱などの症状となるのではないかと思います。したがって、生後一定の日齢まで、敷き料に木挽き等は使用しないほうがよいと思います。木挽きは、すでに大腸菌群に濃厚汚染されていて、もし、初乳投与より先に、木挽きなどが口腔などに入ってしまったときは、予防的に抗生物質を3~4日間、投与するほうがよいと思います。分娩直後、子牛の臍を消毒し細い糸等で縛ってください。これも縛る時間が遅れると余り意味がありません。
2の毛球については、胎児が体内にいるときに自分の脱毛を飲み込んで第一胃に溜め込んだものが、生まれた後も胃内に止まっているものです。やわらかい乾草等を少しずつ与え、排出させるようにすると食滞などの予防になると思います。また、第四胃のミルクのチーズ様物の食滞ですが、これは一度に大量のミルクを与えないようにすることが予防になるのではと思います。一日に2回給餌で、一回に6リットル与えるといいますが、できれば12リットルを3回に分けて与えられないでしょうか。
歴史に残る衆議院選挙結果について
2009年9月5日
民主圧勝、自民第一党の座を譲る!
自民公明政権を退場に追い込む!
日本共産党奮闘、現有9議席を確保!
読者の皆さん、支持者のみなさんご支援本当にありがとうございました。
私たちは、これからもアメリカ・財界主導から国民が主人公の21世紀の新しい社会づくりに全力を尽くします。当面、民主中心の政権に対し「建設的野党」という立場で良いことは共同して進め、消費税の増税や、憲法9条の改悪、比例代表の定数削減などは、皆さんと共に断固反対していきます。
北陸信越ブロックでは、議席奪還をめざし奮闘しましたが、民主の風に押され、得票数を伸ばすことができず、「山口典久さんを一回で国会に送る」という使命を果たせませんでした。ご支援いただいた皆さんに深くお詫び申し上げます。気持ちを新たにし共産党への理解と協力の輪を広げて行きたいと思います。
南牧村は、日本共産党への票が前回の国政選挙の票を上回り、選挙区では、岩谷昇介さんの得票率、16,7%、比例代表での得票率、14,5%と得票率では長野県下で第1位の結果となりました。有権者比でも、10人に一人以上の方が応援してくださったことになります。〔得票率とは、有効投票数(比例区1938、選挙区1908)に占める獲得票の割合です〕
企業団体献金や政党助成金を受け取らず、党費と個人カンパと新聞など発行物の売り上げなどで活動する近代的政党の日本共産党に対し、この間、心温まるご寄付をいただいた皆さんにこの場をお借りして改めて御礼申し上げます。
来年は、参議院選挙です。これからも変わらぬご支援を宜しくお願いいたします。ありがとうございました。
来年は、参議院選挙です。これからも変わらぬご支援を宜しくお願いいたします。ありがとうございました。
[ 投票数 2002票 投票率 75.3% 有権者数 2660人 ]
比例 共産党 281
民主党 818
自民党 410
国民新 190
公明党 105
社民党 72
日本新 46
幸福実 16
選挙区 岩谷昇介氏 318
羽田 孜氏 894
岩崎忠夫氏 656
江原 学氏 40
ご意見をお待ちしています。98-4220
発行 日本共産党南牧支部 片桐勝則
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NO,122 2009年7月27日
今こそ手を取り合ってひとつに 発行 のべやま動物診療所
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梅雨が明け、夏本番です。といいたいところですが、いつまでもジメジメ天気が続きます。議会は7月6日東京の太田市場を視察してきました。東京青果(株)とJA全農長野の東京販売事務所の職員の方と懇談し、野菜の売値について「8月盆過ぎから11月にかけての販売価格に期待する」という非常に消極的な見通しを聞き、生産調整など生産量の積極的見直しが急務ではないかと直感しました。外国研修生の受け入れで生産量が増え、価格暴落の原因のひとつになっている現実をきちんと直視し、本当にこのままでよいのか、大型産地の今後について真剣に検討すべきではないでしょうか。村では今年13人の後継者が生まれました。100年に一度の経済危機は、人員の削減、需要の減退など悪循環が繰り返されるデフレスパイラル(物価下落と利益減少が繰り返される深刻な状況)に陥っているとする専門家もいます。今後、しばらくこうした経済状況が続き、野菜や牛乳も作っても売れない深刻な事態になりかねません。内需拡大を中心に据え、農業を基幹産業と捉え農家の所得補償・価格保証実現のために自公農政に終止符を打ちましょう。
同時に、この危機を逆手に取り、今後のありようを自ら真剣に考えるチャンスと捉えることが大切ではないでしょうか。
《乳房炎治療・予防対策の見直しが必要か?》
7月3日、日本全薬が母体のしゃくなげ会主催で勉強会があり、その際、講演したのうさい山形の板垣先生は、今まで当たり前としてきた乳房炎対策に一石を投じる興味深い内容を語ってくれました。
その1、甚急性の乳房炎以外は、ほとんど(約8割)が再発である。
その2、分娩10日前(未経産も)に乳汁検査を実施し、乳汁が褐色アメ状以外の分房へは軟膏を注入し、早期治療を積極的に行う。
などという内容です。
そして、「一番の予防は、乳頭の除菌と過搾乳の厳禁である」というものです。また、「牛を大切に長生きさせ儲かる日本型酪農を目指したい。」という言葉が印象的でした。
《待ちに待った総選挙!自公政権を退場に追い込みましょう!》
いよいよ総選挙です。戦後初めて自民党が、第1党の座を奪われるのか。そして新しい政治の枠組みの中、外需だのみの経済から内需中心の日本経済に、大企業奉仕から国民が主人公の政治へ、憲法を生かした平和外交へなどの政策転換が実現できるのか、21世紀を占う大切な選挙と注目されます。軍事費や大企業、高額所得者への大減税を続け、福祉の財源を不公平税制の典型である消費税に転嫁するなど、自公政権のこの理不尽を決して許しておくわけにはいきません。皆さん、自民・公明を政権の舞台から退場させるために力を合わせましょう。
《民主党主導の政権誕生濃厚!》
現状では、今の自民・公明政権をとにかく変えたいという多くの国民の願いから、民主党を中心とした政権ができる可能性が大です。民主党も不安だという声を多く聞きますが、日本共産党が伸びれば、是々非々の立場で民主党政権を監視し、かつ積極的な提案ができます。企業団体献金に反対し、政党助成金は憲法違反として受け取りを拒否している日本共産党へのご支援を宜しくお願いいたします。
言われている「不安」のいくつかを紹介します。例えば、国会議員の数を減らすため自民も民主も比例選挙の定数削減を言い始めています。しかし、国会議員450人分の経費に当たる政党助成金(年額320億円)を無くすことのほうが先決ではないでしょうか。少数政党の消滅を狙った国会議員定数削減マニュアルは、大政党のおごりです。小選挙区も中選挙区に戻し、あるいは比例代表の定数を増やすなど、少数政党にも得票率に比例し当選議員数が確保できる制度に改正すべきです。
また、平和憲法の理念を大いに活かした平和外交を展開することが重要です。戦前の大政翼賛会の再来を許さず、「憲法9条を守る」その思いを今度の選挙で表明しましょう。
さらに、福祉施策の財源として消費税の増税を当然視する向きがありますが、今まで納めた消費税が本当に福祉施策に使われてきたのか検証する必要があります。福祉財源のためにと導入された消費税ですが、この20年間私たちが納めた消費税の総額は、約200兆円、大企業の法人税の減税の総額は、約180兆円です。一方、この間に医療費の窓口負担は2割から3割に、高齢者に新た負担を求める差別制度の後期高齢者医療制度がスタートし、障害者自立支援法の制定で障害者の負担増を強要、国保制度の改悪、保育行政への国の支出金の一般財源化など福祉施策の後退は数え切れません。小泉構造改革による毎年2200億円の社会保障費(年金・医療・介護)の削減は、国民の生活不安を一層深めてきました。
今度の総選挙、自公政権の退場を決定的なものに!そして民主党が政権をとっても、これらの不安材料の見張り役として「日本共産党」の役割が重要ではないでしょうか。「比例は日本共産党へ」新しい日本の未来のために、ご支援を重ねてお願いいたします。
《前鳥取県知事の片山氏の話》
今日、松本の県民文化会館で行われた議員研修会の講師、片山善博氏は「北海道の夕張市の放漫な財政運営を許してきた議会の責任は重大です。20年前の土地バブル崩壊後、政府は面倒見るからと地方に借金を負わせ、大型公共事業を推進しました。その次に、有利な借金だからと合併特例債を餌に市町村合併を進めてきました。そして今また、ばら撒き補助金の連発です。自治体職員は、有利な借金を使わない手はないと耳障りのいい話をして不要不急な公共事業に手を出し、莫大な借金を残して、子や孫の代まで付けをまわしています。政府は、決して地方財政の面倒など見ません。実際に私は知事就任中、借金だけを返すことに集中してきました。議会は、財政の持続可能性をしっかり見極めなければならない。」などと語りました。南牧村でも、交流館を始め、不要不急の公共事業を有利な借金に頼って次から次に建設してきました。職員の口車に乗らない、議会の重要性を再認識させられました。
3月定例議会報告
去る3月19日、南牧村議会3月定例会が閉会しました。菊池村長が上程した平成21年度南牧村一般会計歳入歳出予算案を含む36議案及び南牧村固定資産評価審議委員の選任の同意案件は、すべて全員の賛成で可決しました。
100年に一度といわれる不況が進行する中、
村行政は村民の福祉をどう増進するのか
新年度一般会計は、昨年比4.7%減の30億6千万円となっています。税収が大幅に減少することが予想される中、昨年に引き続き福祉、医療、教育分野、および農林業への施策を維持する予算となりました。さらに、児童クラブの開設時間の延長や、鹿の侵入を防ぐための防除柵の延長25キロの敷設などもあります。公共事業の前倒しで、中央公民館の隣の、北小への道路拡張に1億2千万円の予算をつけるなどしていますが、普通建設事業費は、昨年比13.5%減の6億5千万円にとどめています。
一方、介護保険料は3年に一回の改定時期となり、また国民健康保険料は昨年に引き続き値上げがされることになりました。
介護保険料の値上げは、政府の方針により、現場の介護報酬の3%引き上げにともなうもので、65歳以上の方は、現在、平均月額4200円が、4250円に値上げされます。
国保料は、国保特別会計に不足分として一般会計から約3千万円繰り入れていますが、これを保険料として徴収するということで、新年度は、各階層平均約2割の値上げが予想されます。詳細は、所得税が確定する5月末ごろ、決められることになります。
[一般質問概要]
1、南牧村美しいむらづくり条例について
この条例は、旧南牧村開発基本条例に変わって平成19年より施行されていますが、立木の伐採、井戸の掘削、開発に当たっての近隣住民の同意書の是非、土砂持ち出しの総量規制など問題があることを指摘しました。
これに対し菊池村長は、「土砂の持ち出し規制については前向きに検討したい、また、他の項目については慎重に考えさせてもらう」と答弁しました。
2、福祉医療費の支給の際の受給者負担金の値上げについて
長野県は、福祉医療費の受給者を対象に、今年の10月から現在の診療報酬請求明細書(レセプト)1件あたり300円の負担金を500円に値上げしますが、南牧村でこの値上げ分も含めて負担軽減を行ってはどうかと提案しました。
これに対し、村長は、「慎重に検討する」と答弁しました。
3、介護保険制度および介護保険料の改定について
国は、介護報酬の3%引き上げを掲げ、それに伴って、南牧村では、新年度65歳以上の介護保険料が、基準額で月々、50円の値上げで4250円となる予定です。国は、毎年2200億円の社会福祉費の削減を行ってきています。このしわ寄せが末端の自治体住民に重くのしかかってきていますが、村長の姿勢を問いました。
こうした状況下で、菊池村長は、「許される範囲で支援を惜しまない」と述べました。
4、南牧村の中長期財政試算について
川上村との合併協議の際、脅しの材料として作られた「自立シミュレーション」その中に示された「中長期財政試算」と今の予算が大きくかけ離れていると指摘し、新たに、今後の中長期財政試算の作成の必要性を問いました。
これに対し、村長は、「計画的な財政運営、健全財政を続けるためにも中期試算は必要と考えるが、作成時期について明言できない」と答弁しました。
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=お礼とお願い=
4月に行われた佐久穂町・小海町・佐久市の各議会議員選挙では、新人2人を含む8人全員が当選することができました。皆さんのご支援に心から感謝いたします。ありがとうございました。
さて、自公政府が提示した15兆円のばら撒き補正予算が成立すると、解散総選挙の時期が早晩訪れます。ばら撒き予算の財源は、3年後の消費税の増税です。この20年間国民が収めた200兆円の消費税は、大企業や大金持ちの減税に消え、庶民の福祉医療負担は、大幅に増やされてきました。この大企業言いなりの政治を変えるためにも、日本共産党へのご支持を宜しくお願いいたします。
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