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片桐勝則の日々つれづれ
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 6月議会定例会が終了しました。今議会での一般質問者は、残念ながら私1人だけでした。以下、一般質問の質問内容のみをとりあえず、お知らせします。

6月議会定例会一般質問          2010年6月14日

                     5番議員  片桐勝則

 はじめに

 小鳩政権と揶揄(やゆ)された民主党鳩山政権は、沖縄の普天間基地と政治とカネの問題で支持率を急落させ、宮崎県の口蹄疫に対する国の初動態勢の遅れへの非難の中、政権誕生後わずか9ヶ月で退陣することになりました。首相が菅直人氏に代わりましたが、表紙の差し替えで、中身はまったく変わっていないというのが大方の見方です。そうした中にあって、国民の生活は待ったなしの状況です。自民党には戻りたくない、変ったばかりの民主党にもう少し期待したいという「わらをもつかむ」国民の思いが、菅政権への支持率の回復に表れているのではないでしょうか。

 その民主党の表紙をめくって中身を見てみると、事業仕分けといいながら、鳥獣被害対策費を大幅に削減する一方、5兆円に迫る軍事費や政党助成金、さらには、高額所得者や大企業の優遇税制など見直すべき肝心な分野には、まったく触れることすらできません。

 さらに、新政権は社会保障費に充てるためにと消費税率の引き上げを公然と言い出しました。消費税が導入されて21年経過、国民が納めた消費税額は224兆円、一方大企業の法人税の減税額は、この21年間でなんと208兆円になります。つまり、消費税が大企業減税に消えたことになります。

 企業・団体献金と国民の税金である政党助成金に頼っている政党が、アメリカや大企業の顔色ばかりを伺っていては、本来あるべき姿の「国民が主人公」の政治ができるはずがありません。

普天間基地は無条件撤去をアメリカに迫る、そして政治とカネの問題は、企業団体献金の即時廃止、これが解決の道ではないでしょうか。

 国政でも村政でも、「国民・村民が主人公」の政治を目指す決意を新たにし、質問に入ります。


1、口蹄疫について


 4月20日、10年ぶりに宮崎県で確認された口蹄疫は、川南町都農町を中心に感染が拡大し、えびの市は、終息宣言したものの、9日には都城市などに飛び火しました。

連日報道されているとおり、口蹄疫の感染は、止まるところがなく、10年前の発生時とは比べ物にならない甚大な被害をもたらし、日本においては未曾有の重大事件に発展しています。口蹄疫は、主に牛や豚など蹄(ひづめ)が2つある偶蹄類に感染する急性熱性伝染病で、牛疫などと共に世界で最も恐れられている伝染病です。口の中やベロ、蹄の間や乳頭などに水泡ができそれが破れると痛みを伴う潰瘍となって、多量のよだれを流し、熱が出て歩くのが困難となり、餌が食べられなくなる病気です。口蹄疫の伝染力は、過去に本村でも経験したことのある牛のサルモネラ感染症や、IBR(牛伝染性鼻気管炎)、コロナウイルス感染症などの伝染病とは比べ物になりません。親牛の死亡率は低いとされていますが、生産力の著しい低下による経済的損失は甚大です。口蹄疫の人への感染は、ほとんどなく、仮に感染しても健康に被害を与えるものではないとされています。

 国は、家畜伝染病予防法による対応では、不十分と判断し、口蹄疫対策特別措置法を制定(2010年6月4日施行、2012年3月までの時限立法)し、国費1000億円の投入を決めました。しかし、ワクチン接種後、殺処分する家畜の補償内容などは、検討中で詳細は不明です。そこで、伺います。

 

 ① 現在、宮崎県に流行している口蹄疫について、村民の生命財産を守る危機管理上の最高責任者としての村長の認識を伺います。


② 家畜伝染病予防法では、家畜の伝染病が確認された場合、県知事がその対策の責任者となっていて、市町村は、県の指示に対し相互連携を取ることになっています。しかし、宮崎県の初動態勢の不備が今の感染拡大を招いたという見解もあります。現在の法律のもとでは、県の具体的な防疫対策を待っていたのでは、「時すでに遅し」といった事態が想定されます。

  今後、村としてどのような対策を実施していくのか、自主防疫をどう具体化するのか伺います。

 

 ③ 南牧村では、畜産育成事業基金として約7千万円が積み立てられていますが、不測の事態に備えてこの基金の増額を検討すべきと考えますがいかがですか。

 

 ④ 今燃えている口蹄疫の炎を消すことがまず先決であることは分かりますが、同時に初発原因の究明が重要です。宮崎県では、えびの市において、やっと農水省の易学調査チームが、感染の原因究明に乗り出しました。感染原因が特定されることによって、より的確な防疫対策が実施できると考えます。したがって、村として、特に都農町川南町の初発原因の究明を強く国に求めるべきと考えますが、いかがですか。

 

2、国民健康保険および南牧村の国民健康保険保税の改定について


 自公政権による社会保障費の削減は、国民の福祉、医療、年金に暗い影を落としてきています。当初、民主党政権は、4年間は消費税を上げないとしていましたが、菅民主党新政権は、社会保障費の財源として、消費税の増税協議を掲げました。一方、財界は、消費税率の引き上げと法人税率の引き下げを要求しています。この間、消費税が大企業減税に充てられた事実からして、消費税が、社会保障費に当てられるとは到底考えられません。こうした中、国民皆保険制度を堅持することが重要で、中でも加入者(被保険者)の多くが低所得者の国民健康保険事業の充実は、保険者である地方自治体とりわけ福祉の村を自負する南牧村の試金石となります。伺います。

 

 ① 今議会に上程された予算案を見ると、平成21年度の国民健康保険収支は、幸い2月期の医療費が予想を下回り、また国からの調整交付金が予想以上に支給され、黒字決算となるようです。国保特別会計の剰余金の取り扱いについて伺います。

 

② 昨年度並みの医療費の伸びが予想される中で、今年度の国保税の算定基準の改定等その内容を伺います。

 

 ③ 社会保障としての福祉、医療、年金は、国の責任で行われなければなりません。私が言うまでもなく、国民健康保険事業は加入者の互助会ではなく、本来国が責任を持って運営すべき、社会保障の一環として位置づけられています。国民健康保険法には第1条に「この法律は、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的とする。」とあり、第4条で、国及び都道府県の義務として「国は、国民健康保険事業の運営が、健全に行われるようにつとめなければならない。」「都道府県は、国民健康保険事業の運営が健全に行われるように必要な指導をしなければならない。」と謳っています。

しかし、国はこの間、国民健康保険事業への国庫支出を削ってきています。特に小泉構造改革が始まって以後は、その削減に著しいものがあります。

また、医療費の患者負担は、2割から3割に増額されました。介護保険制度が始まり受益者の負担は増え、後期高齢者医療制度によって老人は姨捨山に置き去りにされてきました。そこで伺います。

国に対し、国保に対する予算配分の充実を保険者である村として求めていくことが重要と考えますがいかがですか。また、国保制度の広域化が一部でとり沙汰されてきています。これは更なる国の支出削減を狙った制度改悪といわざるを得ません。村長の見解を伺います。

 

3、国土交通省の社会資本整備総合交付金事業の活用について

 
 南牧村では、5年計画のまちづくり交付金事業が平成21年度で終了しました。国土交通省は、新たに社会資本整備総合交付金事業として交付金事業を始めると聞いています。そこで伺います。

 

① これは、国土交通省の「まちづくり交付金事業」などいくつかの交付金事業をひとまとめにした新たな交付金事業と聞きます。この内容について伺います。

 

② 南牧村としてこの事業を積極的に活用すべきと考えますが、いかがですか。

                                         以上

 村長ほかの答弁内容は、後日お知らせいたします。
 6月24日には参議院選挙が公示されます。7月11日が投票日です。日本共産党は長野選挙区で、中野さなえさんを候補者として戦います。選挙区は「中野さなえ」と比例は「日本共産党」とお書きください。皆さんのご支援をよろしくお願いいたします。
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NO,131                                           2010年 4月26日
 今こそ手を取り合ってひとつに               発行 のべやま動物診療所   
http://katagiri.konjiki.jp/         すばる           TEL・FAX 98-4220
 うっすらと積もった雪の朝、太陽が昇り始めると庭の松の木陰から鶯の初鳴きを聞くことができました。寒暖計を見るとマイナス9度です。この時期としては真冬並みの寒い朝に驚きと不安を感じます。これらも地球温暖化の影響でしょうか。
 国連食糧農業機構(FAO)は、40年後の2050年には、今の世界人口65億人が、途上国を中心に1.4倍の91億人になると予想しています。私たちは、地球号の一乗組員として、それまでに食料の安全保障策を確立し実行しなければなりません。子や孫たちのために、今何をしなければならないのか。宇宙から無事帰還した山崎直子さんは、宇宙から地球を見て何を感じたのでしょうか。
 ここ野辺山高原で、40年後、子や孫たちが、鶯の声を聞いて遅い春の到来をゆったりとした気持ちで聞くことができますように。
《宮崎で、牛に口蹄疫が発生!》
 宮崎県で口蹄疫が10年ぶりに発生しました。1例目に遭遇した獣医師からの情報では、初診時、発熱と流涎(よだれのことでリュウセン、リュウゼンあるいはリュウエンと読みます)、食欲の廃絶が認められたのみで、第3病日になって、口唇と舌の水泡と潰瘍が認められたそうです。気になる症状が認められたときは速やかに獣医師または家畜保健衛生所まで連絡してください。原因ウイルスに感染してから発症までの潜伏期間は、牛の場合2日から8日です。感染は、病畜のよだれや鼻汁などとの接触感染および呼気による飛沫感染といわれています。人には感染しないと言われています。
 長靴などの消毒のための薬液槽の設置を改めてお願いいたします。
 初発の感染経路・原因が、解明されていません。関係者以外特に観光客などの畜舎内立ち入りは、極力控えるようにしましょう。また、畜産関係者の韓国、中国、台湾などすでに口蹄疫が発生している地域への渡航には、十分注意しましょう。
 万が一、口蹄疫がこの地域に発生・蔓延した場合、想像を絶する事態になります。移動制限区域(生きた牛の移動禁止)は、半径10キロです。さらに、区域外への搬出禁止区域は、10~20キロとなり、例えば、市場、板橋、野辺山や平沢で感染牛が確認されれば、ほぼ全村が移動禁止区域となり、区域外への牛の搬出もできなくなります。制限期間は、最後の発生から21日間です。畜舎や出入りする車両の消毒、殺処分した牛や汚染された糞尿・残餌などの埋却には莫大な労力と経費がかかります。南牧村には、畜産育成基金として7千万円の積み立てがありますが、緊急事態対応には、数億円が必要ではないかと考えます。基金の追加積み立てを提案したいと思います。
 国際的には、日本は牛肉・豚肉などの輸出ができなくなります。感染牛の最終殺処分後、3ヶ月間発生がなければ国際獣疫事務局(OIE)が清浄国と認定し、相手国の合意後、輸出が再開できます。
 原因の究明がなされているところですが、輸入のわらではないかなど憶測がされています。口蹄疫が発生している地域からの飼料等の輸入は、決してすべきではなかったのではないでしょうか。10年前の教訓が生かされていないのでは?政府の対応に問題はなかったのでしょうか。被害農家への緊急援助策が急がれます。
《普天間基地の無条件撤去!アメリカ海兵隊は母国に帰るしかない!!》
 25日沖縄では、史上最高の参加者9万人が集い基地撤去の声を上げました。
ゆれる民主党政権は、沖縄の普天間基地の問題を泥沼化しています。一番の問題は、アメリカが終戦間際、沖縄に無血上陸し島民の土地を銃剣とブルドーザーで勝手に基地を作り、沖縄返還後も戦利品のごとくあいも変らず居座っていることにあります。米兵によって多くの女性がレイプされ、いまだにその傷跡は癒されないと聞きます。窃盗事件や交通事故、戦闘機の墜落などこの異常な事態が戦後65年間も続いています。日本政府は、普天間基地の無条件撤退を迫るべきです。
 これは沖縄だけの問題ではありません。国民一人ひとりが自らのこととして認識を高め、沖縄の痛みを一日も早くぬぐい去るために、米軍の母国への撤退を要求しましょう。
 米軍が居なくなれば「中国や北朝鮮が日本に攻め込んでくるのではないか」という人がいます。どうして資源もない、狭い国土の日本に攻め込んでくるのでしょうか。攻め込まれる理由をあえて言わせてもらえば、「米軍基地があるから」ではないでしょうか。アメリカは日本を守るために日本に基地をおいているわけではありません。アメリカのアジア戦略の要に日本を踏み台にしているのです。
 日米安全保障条約(日米軍事同盟)は、直ちに廃棄し、米軍基地は母国に撤退させるべきです。安保条約は、どちらか一方が解約しますと言えさえすればいつでも解約できます。軍事同盟ではなく、アメリカとは対等平等の「平和友好条約」を締結すればよいのではないでしょうか。
 日本は、世界に誇れる平和憲法があります。その憲法の理念に立ち返り、アメリカの基地問題を考え、施策を講ずるべきです。
《コンクリートのダムよりも緑のダムを!》
 26年前、南牧村と近隣町村では、「千曲川上流ダム建設反対」の大運動が巻き起こっていました。当時、南佐久郡連合青年団は、「実施調査予算1億円の差し止めを求める署名運動」に取り組み、南牧村の9割、近隣町村等から合わせて5000筆余の署名簿を持って、国会に請願しました。昨日のことのように思い出されます。
 長野県の村井知事は、地すべり地帯に危険な浅川ダムの建設に取り掛かっています。
 「コンクリートのダムよりも緑のダムを」の南牧村の思いを8月行われる知事選挙にぶつけようではありませんか。
※ 6月の予定 12日狂犬病予防接種南牧村、13日同川上村、20日~21日議会研修(横浜)、「日本の青空Ⅱ」上映会コスモホール(午後2時と午後6時半の2回上映)

NO,130                                           2010年 3月25日
 今こそ手を取り合ってひとつに               発行 のべやま動物診療所   
http://katagiri.konjiki.jp/         すばる           TEL・FAX 98-4220
 「暑さ寒さも彼岸まで」根雪も解けたかと思ったら、今朝はまた一面の銀世界。卒業式や卒園式も終わり、今度は入学や入社の準備があわただしい時期になりました。平成21年度も残すところ後わずかです。開業10周年で、何か記念行事をと思っていましたが、結局何もせずに1年が過ぎてしまいました。結局のところ精神的にも経済的にも記念行事をする余裕がなかったといえます。新年度がどんな1年になるのか、不安材料が一杯ですが、泣き言を言っても仕方ありません。体力気力を充実して乗り切りたいと思います。
《新年度引き続き初診料は500円で》
 一般診療および繁殖障害治療の初診料は、前年度に引き続き、1000円のところを500円で設定します。少しでも農家の皆さんの負担軽減に、ほんとに微力ですが、協力させていただきます。尚、その代わりといっては恐縮ですが、効率のよい診療体制にご協力ください。
 診療依頼は、シーズンを問わず、朝6時から8時までにお願いいたします。もちろん、難産、疝痛(腹痛)、子宮脱、乳熱など急患の場合は、この限りではありません。議会等行事のあるときでも、早朝や夕方の対応は、ある程度可能ですので遠慮なくご連絡ください。
《新年度から診療内容の記帳がそのつど必要になります》
 4月より、共済組合との申し合わせで、診療のたびにその内容のメモ書きを農家に残すことが必要となります。そのメモは3年間の保存が必要です。ご協力をお願いいたします。すでに、台帳を整備されている農家もありますので、その皆さんはそのままご利用ください。また、チェックシートでもかまいません。私(場合によっては農家の方)が診療後に記帳しますので、備えてください。
 これは、栃木県で発覚した診療の不正請求が発端で、このような制度改正が行われることとなりました。ご理解ご協力をお願いいたします。
《新年度南牧村予算から、のうさい家畜診療所に補助の再開》
 のうさい家畜診療所が平成21年度、赤字となるために、新年度から南牧村から均等割・、頭数割による算出で補助金を支出することになり、村の新年度予算に72万3千円が計上されました。そのほかに、家畜伝染病予防検査料(ヨーネ病・結核病・ブルセラ病)補助120万円、ヘルパー組合補助150万円、家畜死体保冷施設補助48万円、BSE対策事業補助100万円、資金利子補給22万円などが計上されています。
 また、新年度研究課題として、蔬菜農家と畜産農家との連携による堆肥の処理の円滑化について、具体的には、蔬菜農家への堆肥盤設置と畜産農家からの糞尿の搬入に係る連携について検討される予定です。各地の事例視察や勉強会が行われることになると思います。堆肥舎で処理しきれない堆肥の現実問題を村が係ることによって少しでも解消できればよいと思います。関係者の積極的な参加が必要ではないでしょうか。
《政府は国産の脱脂粉乳購入を大手乳業メーカーに求めよ》
 去る2月19日の参議院農林水産委員会の中で、日本共産党の紙智子氏が、大手乳業メーカーが安い輸入(WTO協定上の輸入)脱脂粉乳を買い込み、多額の内部留保を溜め込んでいると指摘し「輸入を抑制すべきだ」と迫りました。「明治乳業、森永乳業、日本ミルクコミュニテイの3社で、2859億円もの内部留保がある」「乳製品の関税割り当てでもうけてきた大企業に対して、内部留保も使い国産脱脂粉乳を購入するように指導すべきだ」と求めました。これに対し、郡司彰農水副大臣は「内部留保はそれぞれの企業の判断だ。国が口をだすべきではない」などと述べました。紙氏は「大手乳業メーカーは体力がある。安い輸入脱脂粉乳で利益を上げてきたのを、国内産に変えて生産者の需要を高めることは当然だ」と政府に求めました。(平成21年、日本ミルクコミュニテイと雪印乳業が統合し雪印メグミルクになりました) 
大手乳業メーカーの内部留保額
明治乳業
1213億1800万円
森永乳業
968億8900万円
雪印メグミルク
677億 300万円
総計
2859億1000万円
 この新聞報道および紙氏のホームページを読んで、本当に農家サイドの行政が行われていないのだと感じます。昨年暮れから新年にかけ、この地域としてははじめて、乳量の5%の生産調整が行われました。農家は新年度、原乳価格の値下げを懸念しています。大手乳業メーカーは、農家の不安をよそに指定団体を手玉にとって、乳価を思うままにしているように思えてなりません。これに対し、新しい民主党政権は、まともな指導すらできない状況です。政党政治家への企業・団体献金の一日も早い禁止と、大企業にもきちんとものが言える政府の姿勢への変換を強く求めたいものです。ちなみに、大手3社の資本金は、おおよそ森永乳業217億円、明治乳業366億円、雪印メグミルク200億円です。われらが株式会社ヤツレンの資本金は、4億7千万円です。
《卒園児、将来(牛の)獣医さんになりたい!!》
 24日行われたのべやま保育園の卒園式の出来事です。卒園証書を園長先生から受け取った24人の卒園児らが、1人1人将来の夢を語ってくれました。その中で「獣医さんになりたい」と大きな声で話してくれた園児が4人いました。そのうち3人は牛の獣医師志望でした。この子らが成人し、獣医師として村に戻ってくるまで、石にしがみついてもこの村の畜産を守り発展させなければと心新たにした一時でした。なんとも畜産振興の村らしい頼もしくなる卒園式で、その日は一日うきうき気分で過ごすことができました。村の有線テレビで近いうちに放映されると思います是非観てください。
 4月の予定 4月6日 小中学校入学式、20日川上村・21日南牧村・23日小海町の狂犬病予防ワクチン接種。
NO,129                                           2010年 2月26日
 今こそ手を取り合ってひとつに               発行 のべやま動物診療所   
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 暖かな降雨の後、福寿草の可憐な花の蕾が顔をだしています。厳しかった冬も日に日に早まる日の出の時間とともに、春にバトンを渡そうとしています。
《平和の祭典オリンピックに思う》
バンクーバーオリンピックも終盤を迎え、期待の女子フイギユアスケートは、今日がフリーの演技です。そして、準々決勝に駒を進めたショートトラックスケートの吉沢純平選手(南牧村板橋出身)の競技は明日ですが、大いに期待したいものです。地元出身の選手がオリンピックに出場することで、1998年開催の長野オリンピックよりもテレビやラジオを視聴する機会も多く関心があります。例えば、スケートのスタートの際のフライングは、最初が誰であれ、とにかく2回目のスタートでフライングした選手が失格となるというルールをはじめて知りましたし、フイギユアスケートの規定演技の合間のつなぎの演技の重要性も大切であるということも知りました。
1960年アメリカのスコーバレーで行われた冬季オリンピックに、南牧村から始めてスピードスケートの代表選手として参加した長久保(旧姓高見沢)初枝選手は、当時、国からの援助も乏しく、戦後の日本の復興のアピールと日本を紹介するために実費で振袖を持参したそうです。1964年のオーストリアのインスブルックで開催された大会には、同じ柄の振袖ではと、家族や親戚友人が寄付を集め新しい振袖を買って参加したそうです。でも、帯を買い換える予算がなくスコーバレーに締めていった帯を再び身につけたそうです。このとき妊娠3ヶ月だったそうです。メダルは逃したものの2大会で4種目に入賞する快挙を成し遂げました。この話は、先日、南牧村の顧政会(歴代の村長、議員経験者の懇談会で年1回開催される)に参加した高見沢英治さん(海ノ口出身、高森町在住)からお聞きしました。
それから50年あまり、日本は経済発展を成し遂げ、世界第2位の地位を占めましたが、残念ながら貧富の格差は広がり、文化教育スポーツ予算は先進国の中では、非常に貧弱なままです。今でもアスリートの皆さんは、金銭面で苦労してオリンピックに参加しているという現実があります。
また、平和の祭典オリンピックの影で、現地カナダでは、いまだに原住民との差別問題が残り、世界では戦争や紛争が絶えません。日本でも、沖縄のアメリカ軍普天間基地の問題があります。オリンピックが一日も早く名実ともに平和な祭典となるように、私たちは不断の努力を惜しんではならないと感じます。
《議会で防衛省を訪問》
 先日(2月4日)、村の議会で、防衛省を訪問し、内部部局防衛政策局長の高見沢将林(のぶしげ)氏(海ノ口出身)とわずかな時間でしたが懇談してきました。高見沢局長は、普天間基地問題に、局長室の壁に張られた沖縄県の地図の名護市辺野古を示しながら「どうなりますかね」と語っていました。私は、その言葉を聴き、「変ったな」と、政権が変わるということはこういうことかと強く感じました。今まで独走してきた防衛省、その最高幹部の一人が、方向性を断言できないという政権交代の現実を実感しました。日本国憲法の不戦平和主義が、日米安保条約という軍事同盟によって踏みにじられ、特に沖縄の住民はその下で長年にわたってアメリカ軍兵士による犯罪や戦闘機の墜落・騒音などといった危険にさらされています。誰を守るための自衛隊そして米軍なのかしっかり見極めなければなりません。
《県庁訪問と中部横断自動車道の工事現場視察》
 2月24日には、村の議会で県庁を訪問し、県議会を傍聴し、県知事および県議会議長と会ってきました。議会では、定例議会の代表質問が行われていて、南佐久郡選出の高見沢県議が会派を代表して質問席に立っていました。印象深かったのは、浅川ダムの入札をめぐる質問でした。浅川ダム工事の入札結果は、予定価格を大幅に割りこむ60数%の落札率で大林組など共同企業体が落札候補者となりました。県会計局は、低入札価格調査制度に則り調査した結果問題無しとし、知事は工事請負契約議案を今県会に提出しました。しかし、その調査内容や経過が明らかにされず、高見沢県議は、「納得しない、憤りを感じる」と反論していました。私は、質問を終えた高見沢県議に「このままでは、この議案に賛成するわけには行きませんね」と励ましの言葉をかけました。また、会計局の小林課長さんは、私との懇談の中で「低入札価格調査結果は、工事契約が締結した後に、閲覧できます。」と言っていました。
 その後、中部横断道の工事現場を視察し、同行してくださった国土交通省関東整備局長野国道事務所の中村さんに話を伺いました。それによると工事が始まった八千穂インターチェンジと上信越自動車道までの開通は約10年後とのことでした。また、八千穂から南牧そして長坂までの工事について、まず、環境影響調査を行い(4~5年かかる)、その結果をまとめ国に報告し問題なければ基本計画から整備計画への格上げを検討し、その後に工事にかかるということでした。完成までには、20~30年はかかるのではないかという印象を受けました。また、担当者は、国幹会議(国土開発幹線自動車道路建設会議)が新政権下で解散し、中部横断自動車道も「これからどこで審議決定されるのか」と心配しているようでした。
《村の建築工事に北野建設とヤマウラがはじめて指名され落札》
 南牧村は、野辺山と海ノ口に建設・改築予定の「障害者・高齢者等複合支援施設」と「障害者等憩いの家」の入札に当たって、今回初めて県下で最大手の北野建設とヤマウラを指名業者に加え7社で入札を行い、「総合支援施設」は北野が「憩いの家」はヤマウラがそれぞれ低価格で落札しました。
※ 3月議会定例会などの日程
  3月3日開会、12日一般質問、16日、18日議案審議、19日最終日
  その他、3月18日中学校卒業式、20日小学校卒業式、24日卒園式、
NO,127                                           2009年12月25日
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 厳しい冬を健康に過ごすために、冬至には、かぼちゃを食べ、肝臓にビタミンAをいっぱい蓄えるという昔からの食習慣は、確かにすばらしい食文化だと思います。今では、いつ行ってもスーパーの食品売り場には、ほとんどの野菜が並んでいます。冬至のかぼちゃを探すと外国産です。輸入農産物で、季節感さえ忘れてしまいそうです。漬けたり干したり、土の中や雪の中に埋めたり、長い冬期間の食材を確保するための昔ながらの貯蔵技術は、最近、輸入農産物の急増によって、少しずつ忘れ去られようとしているのではないでしょうか。
 今南牧村では、地元の食材を使った新しい料理の開発を女性の皆さんを中心に進めているそうです。比較的簡単で美味しい料理ができたらいいですね。
《吉沢純平さん五輪代表確実!》
 12月20日付、新聞報道によると、南牧村板橋出身の吉沢純平さん(24歳)が、19日長野のビックハットで行われた第33回全日本選手権において、ショートトラックの男子500メートルで、3位に入賞し、9月行われた全日本距離別選手権での優勝ポイントとの合計得点がトップとなり、バンクーバー五輪代表を確実にしたそうです。
 暗い話題ばかりが多い中で、平和の祭典オリンピックへの出場という偉業に対し、心から声援を送りたいと思います。本番まであとわずか、体調を整え事故などなく無事に世界の舞台で、頑張って欲しいと思います。
 南牧村役場の庁舎に、早速、歓迎する垂幕が設置されました。
《新型インフルエンザ予防接種へ村が補助を実施》
 妊婦や基礎疾患がある方、そして幼児等への新型インフルエンザワクチン接種への補助が決まりました。12月補正予算に提示された金額は、約500万円です。接種は、1回目3600円、2回目2550円ですが、対象者のうち、生活保護世帯および村民税非課税世帯の方は全額補助、それ以外の方は1000円の負担で接種できます。尚、高校生と65歳以上の方は、2分の1の補助となります。対象者以外の方は、全額自己負担となります。
 9月議会での提案が実りました。しかし、ワクチンを接種したからといって感染を完全に防ぐことはできません。外出時のマスク着用、手洗いやうがいなど感染予防には十分気をつけてください。特に室内の湿度が、50~60%以上であれば、インフルエンザウイルスの活動が鈍るそうです。乾燥するとウイルスの活動が盛んになると同時に、気管支等の粘膜の防御作用が落ち、感染を容易としますから室内の換気とともに、一定の湿度を保ちましょう。
《参議院選挙に長野選挙区から中野さなえさんが立候補予定》
 来年7月実施の参議院選挙に、日本共産党から中野早苗さんが立候補することになりました。皆さんのご支援を宜しくお願いいたします。長野選挙区は、定数が2人です。民主党から2人、自民党から1人の候補者が立候補すると報道されています。中野さんは、子どもの発達相談員としての仕事に従事し、特に障害児の発達相談に多くかかわってきました。子どもやお年寄りの方など弱いものへの思い入れは人一倍強く、この間、子育てや老人対策など国への施策提言を行ってきています。ぜひ国会議員として頑張って欲しい方です。
 参議院選挙の投票方法を紹介します。1回目は、長野選挙区の投票です。候補者名を書きます。2回目は、比例代表の投票で、政党名を書きますが、比例代表名簿に登録されている候補者名を書いてもかまいません。
《牛の助産の必要性とその時期》
 難産の定義については、色々ありますが、家畜共済の診療点数表の記載によると、第1次破水後、又は足胞(胎児の足が包まれた膜で、中に胎児の蹄が見える)が陰門より露出してから、2時間が経過しても娩出しない場合とあります。
 原則は、この足胞が陰門より露出したら、陣痛がしっかりしているか、頭位であれば頭部の確認、尾位であれば尾の確認をして、しばらく様子を見ます。胎児の頭部が出て陣痛が弱く尚時間がかかるようなら助産するようにしましょう。
 また、陣痛が始まって、6時間が経過しても破水しない場合は、異常と考え診療依頼してください。陣痛兆候は、尾を挙げ落ち着きがなく、寝起きを頻繁にし始めます。
 尚、産道に手を入れるときは、いうまでもありませんが、直腸検査用の手袋をし、あるいは手首をよく洗い、陰部をよく消毒してから挿入してください。助産や難産などの後の発熱は、多くが産道から子宮への細菌感染が原因です。十分気をつけてください。
 いずれにしても、お産の際少しでも気になったら、早めに獣医師に尋ねることが賢明です。
 さらに、牛床へは十分敷き料を入れ、尿溝は鉄板等でふたをして、安全に気を配りましょう。お産の後2~3日は、鉄板を取らずに置きましょう。
お産で牛をダメにすることほど大きな経済的損失はありません。
《今年もあとわずか》
 長いようで短い1年でしたが、本当にお世話になりました。経済不況の波の中、本当によく頑張ってこられた皆さんに敬意を表します。ご苦労様でした。年末年始、牛乳の5%の生産調整が、実施されると聞きました。適正処理は大変でしょうが、気をつけて廃棄してください。レタスやハクサイの圃場廃棄と同様、つらいものがあります。
世界中で、5歳までになくなる子ども達の数は、年間880万人、その7割が0歳児だそうです。多くは、飢えや伝染病が原因だそうです。地球上には、一方で食料がなく飢え死にする人がいて、一方で、立派な食料や食品を廃棄させられる人がいる。農村では人手不足で、外国の研修生を雇い、都会ではリストラされた労働者が年越し派遣村に殺到する。大企業は空前の内部留保を抱え込み、株主には例年と変わらぬ株配当を保障する一方で、非正規社員を平然と首切りしたかと思うと、少し業績が上向いたからと再び非正規社員を募集、正規社員を増やし、給料をきちんと払えば、一般消費者の購買力が増し、景気も上向くことになるはず。来年は大企業の身勝手さに一定の規制をかけることができる良き年でありますように。

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