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片桐勝則の日々つれづれ
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NO,188                                       2015年 1月29日

 今こそ手を取り合ってひとつに                  発行 のべやま動物診療所   

http://katagiri.konjiki.jp/         すばる            TELFAX 98-4220

 寒中お見舞い申し上げます。今年の冬は、雪の多さを感じ、寒さもこれから本格化します。風邪などひかぬように気を付けましょう!

私事ですが先日、長男が結婚式を上げました。4か月になる初孫を抱いての式でした。家族が増えて、ひっそりとしていた我が家ですが、にぎやかになりました。妻が生きていれば、誰よりも喜んだことだろうと思います。

 『この孫が、大きくなった時に「父さん、母さん私を産んでくれてありがとう。」「私は今、夢と希望を抱き未来に向かって歩んでいます。こんな平和な社会を私達に繋いでくれてありがとう!」と言ってもらえるように、今日お集まりの皆さんにこの平和な社会を継承するためにご尽力いただきますように心からお願いいたします。』と最後の両家を代表するあいさつで述べさせてもらいました。

《戦後70年、平和への新たな誓いを!》

 私が生まれたのは、戦後10年たった1955年(昭和30年)です。物心ついたころは、食べる物には不自由もなく、とは言っても学校帰りに柿や栗を失敬したり、あしなが蜂の巣を落とし幼虫を炒って食べたり、グミや桑の実を頬張ったり、沢蟹をバケツ一杯捕って帰り、つくだ煮やから揚げにしてもらって食べたり、いなごやツブ(タニシ)を捕ることも、魚捕りにしてもキノコ採りにしても遊びがどこかで食べることに結びついていたように思います。私の家は、豆腐屋だったので、週に何日か手伝いをすると10円をもらって隣の駄菓子屋に行って、色々、買ったことを懐かしく思い出します。

 かくれんぼをしていて笹の中で錆びた拳銃を拾ったことがありました。どっしりと重く後どうしたか覚えていませんが、戦後の名残のある手を伸ばせば戦争に触れそうな気がする時代でした。右肩上がりの経済成長期に育ち、小さな豆腐屋で大してお金もなかっただろうに私を大学まで出してくれた両親に今感謝しています。そして何よりも未来に何の不安もなく青春時代を過ごすことができたのは、平和な社会を大切に継承してもらったからこそと、平和憲法の精神を守り発展させてきてくださった皆さんに改めてお礼を言いたいと思います。今度は私たちが、子や孫にこの平和を手渡していかなければと思います。

 憲法の立憲主義に反する集団的自衛権行使容認を閣議決定した安倍政権ですが、開会した通常国会に、それも一斉地方選挙が終わる会期末の4月以降に、集団的自衛権を行使するための10数種類の法律改定案を上程すると言われています。

 安倍首相は、アメリカと共に戦争する国づくりを進めることを是とし、それに向けて憲法改定を目論んでいます。イスラム国による非道な人質事件は、決して許すことができません。政府は全力を挙げて人質救出に向けて尽力すべきです。

 邦人が「イスラム国」のターゲットにされた理由の一つに、日本政府のアメリカ追随をあからさまにする首相声明が要因としてあるのではないかという主張もあります。今は、邦人救出に全力を挙げ、その要因の真意を追及する時ではありませんが、いずれ検証すべき時がくると思います。アメリカが仕掛けたイラク侵略戦争を日本は擁護し、それが発端となった「イスラム国」の台頭をしっかり認識しなければならないと思います。ボランテアや取材活動など全世界で活躍する日本人の皆さんがこれ以上危険にさらされることの無いように、政府は平和外交に徹するべきです。

 戦後70年、全国で平和を願う催しが盛んに行われると思います。改めて平和のありがたさをかみしめ、未来に繋ぐ行動に参加したいものです。

《中部横断自動車道の建設計画がより具体的に動き出す》

 先日、村理事者と議会は、国交省関東地方整備局長野国道事務所を訪れ関係者に中部横断自動車道の早期実現について要請してきました。懇談の中で、この道路計画の進捗状況について、昨年7月に社会資本整備審議会道路分科会関東地方小委員会が結論付けたことは、中部横断自動車道の長坂~八千穂区間の整備は妥当であり新設道路として実施すべきだというもので、この結果を受けて国交省関東整備局は、昨年12月「中部横断自動車道に関する環境影響に関する検討書」(南牧村のホームページにも掲載)を公表し本格的な調査に入ることになることが分かりました。

 私は、この要請懇談の中で、「仮に、優良農地や住宅を避け極力環境に配慮した南牧村独自の路線計画を提案した場合、国交省として検討してもらえるか」と質したところ、所長さんは、「地元の提案をすべて受け入れるかはともかく、国交省の路線案が公表される前であれば協議できる」と答えました。また、環境影響調査は、少なくとも3年はかかり、調査結果は環境影響調査評価準備書として公表するとのことでした。

 今現在、国交省が示している路線計画案は、北杜市から一部南牧村の野辺山駅近くまでの計画路線巾は、1キロで、それから八千穂ICまでは、3キロ巾で示されています。この案は、国道141号線に沿っていて、高速道とのアクセス(インター設置)を考えたものですが、優良農地や宅地が多く含まれ実施するとなると多くの反対者が出ると予想されます。

 高冷地での高速道の設置や管理については、そのノウハウは研究が進んでいるので標高が高くてもそんなに問題はないと所長さんは述べていました。

 したがって、この計画路線にこだわらず、村は優良農地や民家等を避け、また、環境に極力影響の少ない路線を村民合意の上で検討し国交省に提案することを提案します。決して、北杜市の轍を踏むことの無いようにすべきだと考えます。

 この計画がより現実味を帯びてきた今、村民一人一人が自らの課題ととらえ、考え行動すべき時だと感じています。村は一日も早く、今ある情報を村民に開示し、積極的に説明し意見を求め、できるだけ合意を得られる案として集約することを求めたいと思います。
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